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2月は厳しい寒さが続きますが、もうひと月もすると少しずつ春の暖かさを感じられます。まさに「春を待つ」季節ですね。
でも、実はカレンダーの上では、今は「春を待つ」のではなく「もう春になっている」季節です。
このヒミツをお子様に説明しやすいようにあらためてまとめてみました。ぜひ一緒に日本の暦を再発見してみてください。

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2月はもう春?

2月のカレンダーを見ると、4日のところに「立春」という文字がありますね。
これは日本で古くから使われていた日の数え方(旧暦といいます)で「春の始まる日」の意味。
つまり立春をすぎるといかに寒くても春なのです。

立春の前日に節分(豆まきをしますね)があるのも、節分が「一年の悪かったことをおはらいする日」だから。
お正月とは別に、冬と春を分ける日になっているのです。

ちなみに、「春の真ん中の日」は「春分」といい、今年は3月20日。
学校の新学年が始まる前に春は半分過ぎていることになります。

旧暦と新暦

元々、日本では「月が同じ形に戻るまで」を1ヶ月と数える旧暦を使っていました。
でも、月は29.5日で元に戻るので、一年が354日になってしまい、どんどん季節がずれてしまいます(本来は365日ですものね)。

  一年の決め方 一月 一年
旧暦 月が同じ形になるまで×12 29.5日 354日
新暦 太陽が月を一周するまで 30日か31日 365日

これに困ってしまったのが作物を植えなくてはいけない農家の人々。
「カレンダーと季節がめちゃくちゃで植えられない!」と大弱り。

そこで、毎年カレンダーの日付とは別に、太陽の位置から「今が一年の中でいつくらいか」を24回わかるようにしました。
立春もその一つです。
これにより、正しい時期に作物を作ることができるようになったのです。よかったよかった。

その後、「地球が太陽を一周するまで」を一年とする数え方(新暦)がヨーロッパから伝わり、この問題は解決しました。
でもきっと、昔の人はちょっとでも正しい季節を知ろうと、たくさん自然を観察したでしょう。
その中で、私たちが気づかないような自然の美しさにいろいろ触れていたはずです。
カレンダー頼りではなく、そんな風に季節を探してみるのも楽しいかもしれませんね。