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私も夫も中学受験をしたことがなく、また親族にも経験者がいません。基本的にみんな公立中学に行きました。地域的にも公立中学に進学する子どもがほとんどです。 ただ、現在小1の息子には中学受験をさせたいと考えています。 私立中学を受験するとなると、きっと親族一同みんな驚くと思います。反対されるとまではいかなくても、余計なことを言われるのでは・・・と、心配しています。心配しても仕方ないですが、何かアドバイスをいただきたいと思います。

気にせず、ただし曖昧にせず

 我が家も同じく、私たち夫婦のどちらも中学受験をしたことがありません。親戚一同もしたことがありません。地域的なこともあって、みんな高校受験をしていました。今は地域にも私立中学ができていますが、私の周りでは中学受験をするというのは聞いたことがありませんでした。でも今は中学受験が結構人気になりましたね。

ご質問者さんの住む地域的には公立中学に進学する子どもがほとんどだけれど、お子さんは私立中学に進学させたいと思っているのですよね? ならば、その責任をもつのは保護者の方なので、親戚に「中学受験するの?」と聞かれたら「する」と答えたらよいと思います。
そう答えて、周りが「そんなこと~」と、ごちゃごちゃと言ってきても、保護者が「いや、私が育てるのですから。受験しますから」ということを、はっきり言ったらよいと思います。

それを「いや~、そうなんですよね~。でもやっぱり受験させたほうがいいと思って~・・・」などと曖昧に答えていると、「受験させたからって、いい大学に入れるわけじゃないし」とごちゃごちゃ言う人が出てくるのです。
そういうことを言われないためにも、そういう声には取り合わないでいたらよいのです。きっと受験して合格したら、親戚のみなさんも喜びますよ。「合格したの?おめでとう!」というふうに。

ですから、周りを気にかける必要なんて全然ありません。周りは何か言うだけで、全然気にしていないものです。ご質問者さんも気にしないでいてください。私立中学を受験するのであれば、保護者は必死でサポートしなくてはなりませんしね。

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保護者が覚悟をもって、毅然と

 たとえ親族が受験に反対したからって、「私が育てて、私が責任をもちますから」と言ったらいいんです。もし、何かごちゃごちゃ言ってくる親戚がいて、多少、対立したとしても子どものためですしね。親戚とは一緒に暮らすわけでもありませんから。やはり自分の子どもは守らないといけません。
我が子の人生と未来を考えるのは保護者です。保護者が責任をもってやるのです。

そのかわりに、中学受験をさせるのなら、子どもにきちんと合格をとらせないとなりません。とはいえ、どうしても合否というものはつきますから一筋縄ではいかないのですが、でも合格するつもりで真剣に取り組み、準備万端にしておくのです。

周りにいろいろと言われるかもしれない・・・と思っても、保護者が「やる!」という毅然とした態度でいたらよいのです。中学受験に合格するんだ!という覚悟をして、きちんと段取りをつけて、何をするべきかを考えるのです。例えば、子どもに計算力をつけて塾に入れて、親がこうサポートして・・・というように。「とりあえず中学受験する」というのではダメですよね。

必ずといっていいほど耳にする言葉

 真剣にやっていれば、周りもそれほど言ってこないでしょう。ただ、小学3年・4年で塾に通い始めたり夏期講習に行ったりすると、たいてい言われるのは「そんなに勉強させて、かわいそう。昔は、高校受験するんだったら、小学生の頃なんて虫取りに行ったり、野山を駆け巡ったりして遊んでいたのに。かわいそうに・・・」ということです。「かわいそうに」という言葉は、必ずといっていいほど言われます。
それを言われると保護者はダメージをくらってフニャフニャになりがちです。が、中学受験をしていて最も子どもがかわいそうなのは、受験して不合格になった時なのです。ですから、受験をするとなったら合格しないといけません。

周りに「かわいそう」と言われたら、「かわいそうではありません。勉強することに何か悪いことがあるのですか?」とビシッと言えばよいのです。加えて「勉強するのに悪いことはありませんよね? 今は中学受験の勉強をして頭を鍛えている子どもも多いですし、小学校の勉強で頭を鍛えるのは当然のことなので」とも言えばよいでしょう。

小学校の6年間で勉強することは、とても大切です。中学受験をしてもしなくても、小学校での学習内容は中学高校での勉強にとっても大事なのです。そのためにも今、鍛えているのです・・・とも伝えればよいです。

子どもにとってよいと考えるのなら

 きちんと言うということは、重要です。周りの声にフニャフニャしていたら子どもは育てられません。周りと同じようなことをしていれば誰も何も言わないでしょう。けれど保護者が違う進路にしたいと思っているのですからね。それに世間から見れば中学受験は特殊なことでもありませんよ。

子どもは、これから未来を生きていきます。未来はどうなるか、わかりません。しかし、今、やっておいたほうがよいと考えているのであれば、やるのがよいと思います。
周りの声に揺らぐことなく、保護者がしっかりと覚悟を決めてください。

セリフを決めて練習を

 
 周りに何か言われた時のために、あらかじめ返す言葉を考えておくのも一つの方法です。
「中学受験をするなんて、子どもがかわいそう」などと言われた時のために、セリフを考えておくのです。例えば保護者が「かわいそうでは、ないですよ。勉強して『かわいそう』ということは、ありませんよね?」と答えられるように、セリフを用意して練習しておくとよいです。加えて、すぐに言い返せるようにしておくことが、おすすめです。ぜひ、頑張ってください。

POINT

 

  • 保護者は覚悟を決めて毅然とする
  • 曖昧な返事はしない
  • 小学校の勉強はとても大切。勉強することは、かわいそうではない
  • 周りに何か言われた時に返すセリフを用意して練習する
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。

※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/Daj0mtouGWc)を参考にまとめています。