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我が子は、何かできないことがあると「できない」「やりたくない」と言います。そのような子どもには、どう対応したらよいでしょうか?

「できない」は「わからない」のサイン

 
勉強中に子どもが「できない」と言うと、大人は「頑張ってやりなさい」と言いがちです。

しかし、子どもが「できない」と言うときは「わからない」ということなんですよ。目の前にある問題が「わからない」のです。「わからない」から「できない」のです。

ただ、意外と子どもは「わからない」とは言いたくないようです。「わからない」と言うとさらに怒られそうだと思うみたいです。同じように「やりたくない」のも、わからないからです。

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「わからない」理由を保護者が探る

 
ですから大人は、子どもを「わかる」ようにしてあげないといけません。
そのために、「うちの子は何がわからないのか?」ということを意識しながら、注意深く子どもを見ないといけません。「わからない」理由は必ずあるはずなのです。

子どもが「わからない」と言うと、すぐに「うちの子は能力がないんだわ」「この子は勉強が苦手なんだわ」と言ってしまいがちかと思います。ですが、「能力」「苦手」なんて言っている場合ではないのですよ。勉強はやらなくてはなりませんからね。

子どもの性格もあるので、それも踏まえながら「何でできないのかな?」と探っていきましょう。まずは、「何が嫌いなのか?」「何ができないのか?」「何がわからないのか?」などを追及していくのです。

このようなことをしないで、子どもの「やりたくない」に対して「ちゃんとやりなさいよ!」という言い方をしていては、子どもは全然勉強しません。

親子でわからないことについて話すのが大事

 
子どもと2人で「どこがわからないの?」など話し合って、2人で考えていくことが大切です。その時に子どもに「ここがわからない」「これ、何書いているかわからない」ということを言わせるのが大事です。ただし、このような大事なことは、保護者が怒ると言いませんから、怒らないことがポイントです。

子どもと一緒に考えながら、保護者が「難しいよね」というような言葉をかけてあげると、子どもも「難しいんだ」と思って、「ここがわからないんだよ」と言いやすくなります。
反対に「こんなにやさしいのに、何でわからないの!」と保護者が言ってしまうと、子どもはもう言えなくなってしまいます。

子どもが「わからない」「できない」「一緒に考えて」と言いやすい寄り添い方を保護者が心がけると、だいたいのことは解決すると思います。

POINT

 

  • 「できない」「やりたくない」は「わからない」ということだと心得る
  • 頭ごなしに注意するのではなく、子どもに寄り添う
  • 親子で「わからない」理由について考える
  • 子どもが「わからない」「できない」と保護者に言える環境が大切
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。

※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/Rsw26imywzk?si=LA6mjMt8Oc3I5p97)を参考にまとめています。