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今度2年生になる男子の母です。息子は算数が好きなのですが、計算問題の反復練習が嫌いで困っています。一桁の足し算はそこそこできているのですが、引き算も引っ掛け問題が出ると平気で間違ってしまいます。九九も覚える気がありません。
ピアノも先生からは褒められますが、練習が嫌いで止まっています。
サッカーは練習して上達しているので、練習の成果というものはわかっているとは思います。
「反復練習」といった人生で大切なことをこの段階で拒否する、この状態をどのように打破したらよいのかアドバイスをいただけたら嬉しいです。

計算の完成度が重要

 
もうすぐ2年生の息子さんが、算数は好きだけど計算の反復練習が嫌いということですね。それは「算数が好き」とは言えないですよ。算数が好きな子は、計算もすごく好きなのです。

だから反復練習が嫌いなのではなくて、結局、計算をちゃんとできていないのではないでしょうか。つまり、計算の完成度が低いということです。一桁の足し算ができると言っても、「どこまでできているのか」というのが重要で、おそらく、計算の完成度をもうちょっと上げないといけないのだと思いますよ。

算数好きなら、引き算の引っ掛け問題を平気で間違えたりしません。それで「算数好き」と言うのは、お母さんの考えが甘いと思います。

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九九は早く覚えさせましょう

 
もうすぐ小学2年生になるのに、九九を覚える気がないというのは困ります。このままでは、この先勉強で苦労することになりますよ。「小学2年生でやるのだから、九九ぐらい覚えておきなさい」と、そこはお子さんにはっきりと言わないとだめです。

学校によって、九九に時間をかけるところもあれば、あっという間に終わらせてしまうところもあります。やり方はそれぞれ違うかもしれませんが、九九なんてやろうと思えば、あっという間に覚えますからね。早く覚えた方が得ですよ。

これから、お母さんはお子さんに算数をしっかりやらせなければいけませんね。引き算で引っかかることなんてないようにしないといけません。九九はさっさと覚えさせてください。
「反復練習は人生で大切なこと」とか、そんな理屈を言っている場合ではないのです。まずは、目の前の算数をきちんとやらせてください。

勉強に対する態度が甘いのです

 
ピアノに関しても、先生が今は上手だと言っていたとしても、練習が嫌いな子はすぐに上手ではなくなります。それは、物事を覚えるということに対する態度が甘いのだと思います。
サッカーの練習の成果を分かっていると言いますが、小学1年生はまだそんなことまでわかっていないと思いますよ。ただ、サッカーが好きということでしょう。走り回って体を動かすことは好きだけれど、考えることは苦手というのでは困ります。結局この先の人生で計算はしないといけないものなのですから。

これは基本的には勉強に対する態度が甘いということです。だから「算数が好き」という考えに安心していてはいけません。まずは反復練習をきっちりさせてください。計算練習が足りないのだと思うので、目の前の計算をちゃんと何回もやるということを徹底してください。

POINT

 

  • 計算の反復練習を嫌がる場合、まずは計算の完成度を上げる
  • 九九はできる限り早めにしっかりと覚えさせる
  • 好き嫌いではなく、目の前の計算を何回もやることを徹底させる
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。

※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/VQFDC5qEzLs?si=if8WOAYPJc75ddf5)を参考にまとめています。