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小4男子の母です。記述問題が苦手で文章を書くことを嫌がります。
記述力をつけるためには、普段どのような学習をすればよいですか?

記述力をつけるのは難しい

 
国語の記述力は、最後に力がつくものなので、なかなか伸びないんです。大人でも文章を書くのって面倒ですよね。だから、子どもに「はい、記述問題やって!五十字で答えを書いて!」と言っても難しいものです。子どもも嫌で嫌でしょうがないのではないでしょうか。さらに嫌なのは、解いた後に解答を見ると、答えがすごく立派なことです。あんな立派なのは書けませんよね。立派な先生が書いた、完璧な文章を見ると「これ絶対書けないわ」って親子で落ち込んでしまい、記述は嫌になってしまいます。だから私は、子どもたちに「こんなに書けなくても大丈夫」「ママでも書けないよ」と言っていました。

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満点の解答を目ざさなくてもよい

 
自宅で記述の採点をするときには、子どもが書いた解答と模範解答を見比べ、部分的にでも合っていれば、よしとしました。満点をとろうなどとは思わなくてよいですよ。
ただ、記述のポイントが大きくずれているときもありますよね。ここを選ばなくちゃいけないのに、全く違う箇所を選んだとか。そういうときは「考え方がずれているよ」と、間違えた理由をきちんと説明しました。
そして、記述問題では満点を目ざさないかわりに、漢字の問題など、確実にとれるところでは間違えないことが大切です。

インタビュー形式で答えを導く

 
いきなり文章を書くというのは、子どもにとって苦痛の塊のようでしたので、少し工夫をしました。まず、私が文章を音読します。このとき、ところどころに説明をはさみながら読んであげます。そして、私が答えを確認したうえで、子どもに「このお話って誰が主人公?」「この人は何をしたの?」などとインタビュー形式で聞き、模範解答に近づくように誘導します。子どもは断片的に質問に答えてくれますので、口で答えたことを、とにかく書かせます。そうするうちに答えがまとまってきますので、字数を合わせるという作業をして答えを完成させます。親が正しい答えを見て誘導しているので、ピントがずれるということはありません。

書けたら褒める

 
記述が完成したら、「よく書けているじゃない」「模範解答のような立派な文章じゃないけれど、ピントがずれていないから大丈夫」などと言って褒めてあげてください。そうすると子どもも気分がよくなり、五十字くらいなら書こうかなという気になってくるでしょう。
記述問題は、「インタビュー形式にする」「模範解答に振り回されない」「ポイントがずれていたら、なぜずれたか説明する」ということが大切です。

記述問題には毎日取り組まなくてよいですよ。一週間に一回、丁寧に取り組めばそれで十分だと思います。

POINT

 

  • 記述問題では満点を目ざさなくてよい
  • 子どもに質問しながら、答えを導く
  • ポイントがずれていたら、なぜずれたか説明する
  • 断片的な答えをつなぎ合わせて、字数内にまとめる
  • 完成したら褒める
  • 記述問題の練習は週に一回ほどでよい
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。

※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/y8Qx8GON2JM)を参考にまとめています。