僕は4年生の時に入塾して、最後までずっとVクラスにいることができ、無事に第一志望校の東海中学校に受かることができました。
その前に受けた海陽中学校と名古屋中学校は合格しましたが、西大和学園中学校は合格まであと5点足りず不合格でした。志望校判定では常にA判定をもらっていましたが5点足りなかったことでの不合格は悔しく、その後の入試直前特訓には気合が入りました。
気合十分で臨んだ名古屋中の入試ではおかげでスカラー合格をもらうことができ、また点数を開示してもらうと自分のやってきたことに間違いはなかったと自信が持てました。
そして東海中の入試日の朝を迎えました。担当アドバイザーの先生から「君なら算数は八割ぐらいとれる」と言われ、自信を持って向かいましたが本番は5~6割くらいしか取れず、もう駄目かなと落ち込みました。しかし4年生から一生懸命やってきたことを思い出し、気を取り直して後半の理科と社会に臨みました。東海中の入試が終わったときはやり切ったなと思いました。
その日は午後、滝中の前日特訓に行きました。疲れているはずなのに先生の顔やみんなの顔、卒塾生の話を聞いてまた気合が入りました。滝中の入試では国語の時間を10分間違えるというミスを犯しましたが、その後にその影響が出ることはなく、落ち着いて他の科目を受けることができました。すべてが終わった後の帰りのバスは受験が全て終わった喜びで、大好きなハリーポッターの本を読んで帰ってきました。
結果は東海中も滝中も見事合格で、僕の入試結果は4勝1敗で幕を閉じました。受験は毎日の積み重ねが何よりも大事だと思いますが、最後の最後は気持ちです。西大和中の受験の時、他の子に比べて僕には合格したいという強い思いが足りなかったのだと今ならわかります。
自分を信じて最後の1分まで頑張ってください。そうすればきっと桜咲くはずです。