今これを見ている君(もしくは、保護者の方)、もしかしたら中学受験勉強の仕方がこれであっているのかわからずに困っているのではないか。そういう時はとりあえず今から示すいくつかのことを試してみると良いのかも、しれない。
早速一つ目。『漢字・計算は朝一番初めの勉強にするべき』はかなり有効だと思う。前提として、『計算と漢字は毎日必ず行う』となっている。それはもう絶対に欠かせない。ゼッタイ。話を戻すと、朝に易しい問題を解くことで脳が目覚め、難しい問題に取り組みやすくなる。
二つ目。『暗記モノは就寝直前にするべし』。東大に現役で合格した猛者たちもこの勉強法を採用しているとかしていないとか…。実際まあまあ効果があったのではと思う。かなりオススメだ。どんどん行こう。
三つ目。自分には一番効果があったのだが、他の人には効果があるかわからないのでご了承頂きたいのだが、それは、『嬉しいご褒美をあげる約束をするべし』。自分は最後の最後に行ったのでやり切ることができた。だが別に受験間近でないと効果がないというわけではないと思う。例えば模試の前までは頑張り、頑張った量に応じてご褒美を与えると良いと思う。ご褒美は変えられるようにしておかないと怠けるので注意だ。
四つ目は不思議に思われる方もおられるとは思うが、『運動させよ』。気分転換には最適だと思う。例えば近くの公園で走り回るのも良い。体を動かすことで疲労を軽減し、今までの勉強がよく身につき、その後も学んだことがすっと入ってくるようになる。難しいことは考えずに試した方が良いと思う。
最後に五つ目。『絶対に諦めたり気を抜いたりはしない』。なんだか本番だけにしか効果がないように聞こえる方もおられると思うが、例えば模試などでも使え、事前に試しておくとやっぱり本番の時は無意識に気を抜いたり…ということがなくなる。また、「本番は練習のように、練習は本番のように」ということも意識しておくと良い。どちらかだけなら聞いたことがあるかもしれないが、二つセットで覚えておいてほしい。本番はもちろん、模試、公開学力テスト、復習テストなんかでも意識しよう。
五つほど紹介したが、あくまで自分によく効果が出たものなので、役に立たないこともあるかと思うが、ぜひ一度試してみよう。