ぼくの考える一番できるようになる勉強法は、親や講師に見られていなくても、少なくとも1時間は集中することです。ぼくは、4年生から受験勉強を始めましたが、当時のぼくは集中力がなく、20分もつかもたないかでした。5年生になって浜学園に入塾した時、受験勉強には集中力が最も大事だと知りました。そもそも、ぼくは両親に「受験をしろ」と言われたわけでもなく、自分で受験を決めたわけなのだから、サボるようであればもうやめたほうが良いと思い、必死で集中力をあげようとしました。すると、最高で3時間集中力を保てるようになりました。
親や講師に見られていやいや勉強をしていて、見られていない時に勉強をしない人は、受験もうまくいかないと思います。これでは、成績は絶対に伸びません。親や講師に見られなくても集中できる自分流の方法を教えましょう。それは、もうやめたいと思っても、この苦労は今だけの話だと思えば、集中力を高めるのにそう苦労はしません。しかも、受験生活は時が経つのが非常に速いです。一秒たりとも無駄にはできません。
集中力を高める訓練をしたからこそ、ぼくは成績が伸びたのだと思います。
努力は報われない可能性もあります。だけど、「どうせオレなんて…」「どうせ私なんて…」と思わずに、前向きに集中してやって下さい。前向きにやらないと、集中力なんてつきようがありません。でも、前向きすぎて自分の今の成績に満足するのは一番危険です。
「寝る間もおしんで…」という言葉もありますが、寝る時間はおしまないで下さい。徹夜で勉強しても、脳の記憶が整理できないため、身につきにくいです。
無理をせず、体調をくずさない程度にやって下さい。