もともと僕は関西の中学校を目指していたわけではありませんでした。でも、灘中学の文化祭に行って、先輩たちの楽しそうな雰囲気がすごくいいなと思ったのがきっかけで目指してみようと決めました。囲碁を打ったのも楽しかったし、個性的な部活や同好会が多いところもよかったです。日曜志望校別特訓やテストではビリになることもあったけれど、一緒に頑張れる友達がいっぱいできたことが勉強を続ける支えになりました。
入試本番では、ショックなこともありました。最初に受けた前受けの学校で僕は不合格だったのに、僕よりも成績が下だと思っていた子に合格が出て、本当にショックを受けました。僕は猪突猛進で戦略を立てずに突き進むタイプなので、一度わからない問題にぶつかると意地になって時間をかけすぎてしまい、そこから先へ進めなくなってしまったのです。必死に解き方を修正しながら灘の本番に挑みましたが、結果は不合格。画面を何度も行ったり来たりして確認した時は、本当に悲しかったです。でも先生と話をしたことで、落ち着いて次に向かうことができました。
東大寺学園の入試では、これまでの反省を生かして、最後まで諦めずに問題を解ききることができました。自分なりに手応えはあったのですが、灘の結果があったので「東大寺もダメかもしれない」と思うと、発表まではとても怖かったです。合否照会のサイトでボタンを押して「合格」と出た時には、飛び上がるほどうれしかったです。不合格の怖さから一気に解放されて、本当に気持ちよかったです。最後まで諦めずに解いて良かったと感じました。
後輩のみなさん、最初の結果が悪くても諦めずに修正していけば良い結果は出ます。また、入試前日に暗記分野をやり直すと、国語の点が10点くらい伸びる可能性があります。僕の場合、灘の一日目がそうでした。
僕は、通学に時間がかかるけれど東大寺に決めて本当に良かったです。中学校では、ロケット同好会に入って、たくさんのロケットをつくりたいです。将来、人工衛星を設計する人になるという夢に向かって、この学校で頑張りたいと思います。
