合格した今だから言えることは、宿題をきちんとこなすことと毎日の生活リズムを整えることが大切だということです。私は宿題はきちんとこなせていましたが、生活リズムはボロボロでした。6年生の時、23時30分ぐらいまで勉強をして、朝は7時20分ぐらいに起きてそのまま学校に行っていたので、計算テキストをする時間がなくて2ヶ月分ぐらいたまっていることがありました。
私の浜学園生活は長いようで短かったです。4年生の時にWeb生としてSクラスに入塾しました。理由は、幼馴染が浜学園の入塾テストを受けたと言っていたので、私も受けたい!という、今考えると何とも幼稚な理由でした。親とも相談し、家から一番近くて通いやすい浜学園にしました。浜学園での勉強は、何もかもが新鮮なことばかりで楽しかったです。4年生の11月から通塾に切り替えました。
マスターコース4科のほかに、4年生と5年生は最高レベル特訓算数を、6年生からは最難関レベル特訓算数を受講しました。最難関レベル特訓算数は神戸元町教室での開催がなく、西宮教室へ通いました。志望校の文化祭やオープンスクールなどと重なるため、西宮教室まで通うことは大変でしたが、電車で神戸元町教室の友達と話したりして楽しんでいました。7月からの日曜志望校別特訓は女子最難関コースを受講し、8月から0組で授業を受けることができ、まわりから良い刺激を受けました。9月からはスマッシュ特訓(須磨学園中土曜対策講座)を受けました。
私が志望校を最終的に決めたのは6年生の夏休みでした。当初は神戸女学院以外の学校をほとんど知りませんでしたが、4年生の時に6年生の友達から白陵中学の話を聞いて、白陵中学に行きたいと思うようになりました。白陵中学を知ったことをきっかけに、ほかの共学校にも興味を持ち、須磨学園は行事が豊富なことやオーケストラがあることにひかれました。
過去問は須磨学園・白陵・神大附属の3校をしました。スマッシュ特訓で触れなかった分の過去問とその他の学校の過去問はお正月にまとめてしましたが、過去問を大量に解くことはとても大変で、もっと早くから過去問を解くべきだったと後悔しました。そして、合否判定学力テストでは4回ともA判定、須磨学園中入試練習ではS判定だったこともあり油断をしていましたが、実際に過去問を解くとかなりボロボロだったので、すごくショックを受けました。さすがに危機感を持ち、残っていた復習テストや公開学力テストの間違いを直すことで苦手分野の対策をしました。わからない問題は、入試直前特訓の自習室で先生にたくさん質問をしました。
年末に前受け校として考えていた岡山中は、前日に発熱しまさかのインフルエンザ陽性となり、受けることができませんでしたが、かえって休養を取ることができ、試験までにもう一度風邪をひくことはさすがにないだろうと開き直りました。
入試の初日は神戸元町教室の先生が応援に来てくれていて、落ち着いて受けることができました。第2回入試と第3回入試の間のお昼休憩では、学校の中庭に塾の先生が激励にいらっしゃっていて、同じ塾の子とも話すことができてリラックスできました。後日、須磨学園入試の得点開示を確認すると、意外にも苦手だと感じていた算数に助けられてBコースで合格することができました。
最後に、私をサポートしてくれて合格に導いてくれた浜学園の先生や事務員さん、根気強く勉強につきあってくれたお父さん、お弁当を作って励ましてくれたお母さん、ありがとうございました。受験生の皆さん、今はすごくしんどいと思いますが、志望校合格を目指して頑張ってください。