本日はこのような盛大な合格祝賀会にお招きいただき誠にありがとうございます。この度、浜学園を卒業した6年生を代表し、ご挨拶をさせていただきます。
僕が浜学園に入塾したのは4年生の夏、マスターコースのみの受講でS2クラスからのスタートでした。初めは受験のことはあまり意識しておらず、ただ上位のクラスに上がりたくて、出された課題をこつこつとこなす日々でした。その甲斐あってか、10月にV2クラス、12月にV1クラスに上がることができました。
5年生になって、公開学力テストの成績が上がり、灘中合格特訓の資格をとることができました。灘中合格特訓はレベルが高く、面白い授業が受けられるうえに、難問をすぐ解くようなライバルがたくさんいて、自分を奮い立たせることができる、とてもいい場となりました。この頃、灘中を冠にした講座やテストも増え、灘中を強く意識するようになりました。
そして、6年生では、公開学力テストを体調不良で受けられなかったことで、憧れであったV0クラスからスタートできなかったという苦い経験をしました。今思えばその経験が入試直前期の体調管理を強く意識させ、入試本番まで体調を崩すことなく過ごすことができた大きな要因となったと思います。次第に課題の量も増え、イベントや模試も毎週のようにあったので大変ではありましたが、自分が競っているライバルは今ももっと努力しているんだと思うことで自分を鼓舞し、さらにやる気を出して、前向きに取り組むことができました。そしてV0クラスや0組での時間は、授業がとても難しく面白い内容で、とても優秀な仲間と常に競い合い、高めあえるものだったので、入試が終わった今、また浜学園でもう一度仲間と一緒に先生方の授業を受けたいと思うくらい、僕にとって大切な時間でした。
入試直前期になると、入試が近づいてきたことによる焦りから、灘中入試練習や日曜志望校別特訓のテストなどの結果が思うようにならないときには、自信を無くしてしまうことがありました。そんな時に心の支えになったのが、浜ノート、Vノート、過去問添削での先生方のコメントでした。その言葉のひとつひとつが僕に自信を与え、落ち着きを取り戻させてくれました。そのおかげで、灘中プレ入試では納得のいく結果を出すことができました。この経験から、自分を信じ冷静にテストに向かうことの大切さを学びました。
12月、本番に向けて少しずつ調整した朝型の生活リズムを、さらに本番に近づけ、睡眠などの体調管理に努めながら、灘中合格に向けて全力で努力しました。
そして迎えた入試当日。本番は、移動中こそ緊張していましたが、神戸住吉教室に着き先生方の姿を見ると、安心し冷静になり、緊張を適度なものへと変えることができました。ミニ講義を受け、気持ちを作り覚悟を決めて灘中に向かいました。浜学園でのたくさんの実践経験のおかげで2日間にわたるテストでも気持ちを保ったまま焦らずに全力で全てをやりきり、合格することができました。やれることを全てやり切って灘中入試を全力で楽しんで受け切るという先生方との約束を果たせたと思い、とても嬉しくほっとしました。
勉強する楽しさや面白さと諦めずに努力を積み重ねることの大切さ、入試に向けた心構えを何度も伝えてくださった浜学園の先生方。毎回の授業にワクワクし、いつもやる気と自信が出ました。合格という同じ目標を持ち、支えてくれた友人たち。一緒に授業に真剣に臨み、テストで競い合ったことで、仲間がいるから頑張れると思うことが何度もありました。授業やテストに集中できるよう学習環境を整え、支えてくださった事務員の方々。体調や状況を常に気にかけ見守ってくれた家族。支えてくださったすべての方々に心より感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございます。
合格を達成するまでに、時に思うような結果が出ないこともありました。それでも歩みを止めず試行錯誤しながら強い気持ちで最後まで全力で挑戦できたことに大きな価値があったと思います。
これからも感謝を忘れずに浜学園での経験を糧に様々なことに挑戦していきたいと思います。