今回受験を経験して大切だと思ったことは、自分に合った勉強方法を見つけることです。僕が浜学園で見つけた勉強方法は、黒板に書いてあることに加え、先生の話の重要な部分を書き写すことです。ぼくは、浜学園に入った当初は、すべてをノートに写そうとしていました。しかしそうすると、先生の話をしっかり聞くことが難しくなり、宿題をするときに困るようになりました。それでは元も子もないので、重要な部分だけ書き写すようにしました。するとノートが分かりやすくなり、見直しをしやすくなった上、先生の話もしっかり聞けるようになり、勉強がはかどるようになりました。この勉強法を確立できたのが5年生の終盤でした。
その後6年生になった僕が、最初にぶち当たった難関が春期講習です。そのとき、今まで見たこともない図形やその解法を見てびっくりしたことを覚えています。春期講習が終わった後は、春期講習の復習をしたり「日曜特訓前期<灘コース>」を受けたりしているうちに夏期講習が始まりました。夏期講習では春期講習などまだ優しい「小山」だったのだということを思い知らされました。毎日が塾漬けの日々。夏期講習からやっと解放されたと思ったら今度は「過去問特訓」が始まった上、「日曜志望校別特訓」も本格化し、夏期講習と同じ、いやそれ以上の苦戦を強いられました。それが終わると今度は入試直前特訓(PART1、PART2)が始まりました。大晦日、正月ともに勉強漬けでした。とても大変だったけれど、怠けがちな僕にとってはとてもありがたかったです。入試直前特訓が終わると、あっという間に入試が来ました。入試会場に着いたときはとても緊張しましたが、テストが一つ終わるごとに緊張がほぐれてきました。
結局第一志望は不合格でしたが、第二志望も第一志望と同じくらい行きたい学校だったので後悔はしていません。
みなさんも自分に合った勉強方法を見つけ、自分の力を信じ、頑張ってください。