私は3年生のころに浜学園に入塾しました。塾に入った当初、私は一番下のクラスでした。私はどんなことでもあまり気にしない性格なので、勉強より友達を作りたいという楽観的なことしか考えていませんでした。そもそも集中力が長続きせず、運動するほうが好きだったので、勉強のことは何とも思ってはいませんでした。
私は公開学力テストでは国語がたまに高得点、理科が平均点ぐらい、算数が平均点より下か上かの成績で、毎月かなり波がありました。正直に言うと、国語は漢字や四字熟語以外何を復習すればいいかいつも悩みます。算数や理科は覚える範囲が広すぎて復習し始めても途中でばててしまうので、結局公開学力テストではあまり点数が上がりませんでした。
それに私自身、授業の最初はやる気に満ちているのですが、後半に差し掛かるとどこかつまらなくなりノートをとる手も止まってしまうので、帰宅後の宿題にとても困ることもありました。こんな私でも最後まで受験を乗り越えてきました。
私が3年間ここまで頑張れた理由は二つあります。
一つ目はテストでたまに取れる高得点です。私はテストの高得点を取るために一番必要なのは、真面目に授業を聞くことや宿題をやることはもちろんですが、やった課題やテストの見直しをすることだと思います。
宿題で間違った問題の見直しをすることで自分の弱い部分を強化し、テストでは一つの問題にたくさんの時間をかけるのではなく、焦らずに自分が今確実に正解できる問題に専念し、確実に点数を取ることができます。
そして二つ目は友達の存在です。塾で話せる友達は少なくとも一人はいたほうがいいと思います。テストがとても悪かった時、親にとても叱られた時、塾の友達は自分にとってはまさに救世主のような存在でした。みんなが同じ受験という大荷物を持っていて、一緒にいる機会が少なくても仲間意識がわくので、自分の胸にため込んでいるものを友達と話すことで心の不安が解消し、前を向くことができます。
最後に、受験では第一志望に受かることが一番うれしいのですが、もし受かっても、受からなくても、そのあとをめいっぱい楽しんでください。人生楽しめればこっちの勝ちですから。落ちたからって決して自分やほかのだれかを責めないでください。今まで習った知識は決して無駄にはならず、きっと自分のことをいつか助けてくれるから。やれるときには精一杯いろんなことを経験して前に向かってやれたらいいと思います。