私が浜学園に通い始めたのは5年生の12月でした。それまでは中学受験用の市販教材をやっていましたがなかなか理解できずにいたので、姉が通っていた浜学園に通うことを決めました。はじめは、授業のあまりの難しさに動揺し、泣きながら通うこともありました。それでも授業にしっかり集中して理解すると、「勉強の楽しさ」や「わかる楽しさ」に気づくことができました。しかし私は、答えを見ながら宿題に取り組んだり、やり直しも答えを見て、理解したつもりになっていました。しかし、これでは自分のためにはならないと思いました。そこで、宿題では式や図で表すようにし、先生に自分のやり方が分かるようにし、どのようにすればよいのかを見てもらいました。また、先生のコメントを次の宿題で生かすようにすることを意識して取り組みました。すると復習テストの点数も少しずつ上がり、安定してきました。6年生になると三田学園中算数対策講座など受験本番に備える講義が多く始まりました。三田学園中算数対策講座で扱う過去問をしていると、全然点数が取れず受験本番が不安になってきました。そこで、家で何度も過去問に取り組むことを徹底し、自分で答えを導き出すことができるようになりました。受験本番が近づくと入試直前特訓が始まり、問題も難しくなりました。だからこそ一問一問を丁ねいに解き、自分の弱点を補強していきました。受験前には親せきや友達から「受験がんばれ!」という声を受け、はげまされることがありましたがプレッシャーも強く感じました。このはげましの声やプレッシャーをばねに勉強にはげみました。受験が終わると家族が迎えに来てくれ、弟が私にかけ寄ってきてくれました。このような経験は一生に一度の経験ではないのかと思います。私はこの経験を大切にし、これからも勉強にはげもうと思います。