僕の中学受験への道は、小学1年生の時に浜学園の土曜マスターコースに通い始めたことからスタートしました。低学年の頃から大切にしていたのは、日々の学習計画です。毎週の課題をどう進めるか、B4ノートの見開きいっぱいに一週間のスケジュール表をかき、両親と相談しながら毎日の予定を立てて確認し、一歩一歩宿題を進めました。この「自分で決めた計画をやり遂げる」という積み重ねが、のちに訪れる大きな試練を乗り越えるための心の支えとなりました。
最大の転機は4年生の三学期でした。成績が思うように振るわずクラスが落ちてしまい、通塾する気力を失いかけたのです。そこから約一年間はWeb生として自宅学習に切り替えましたが、決して諦めることなく、自分のペースで着実に力を蓄え直しました。6年生で再び教室へ復帰し、春休みから最難関クラスに入って高いレベルの中で成績を維持し続けることは容易ではありませんでしたが、アドバイザーとして僕を励まし続けてくださった算数の先生の存在が前を向く大きな力となりました。
苦手だった理科の力学や化学分野では、理科の先生の指導が転機となりました。どんな質問にも常に穏やかかつスマートに答えてくださる先生。教わった通り図や表を丁寧にかき、筋道を立てて解く方法を身につけたことで、次第に複雑な問題にも対応できるようになりました。算数でも重要問題の解き直しを徹底しました。11月頃までは点数が伸び悩み不安な時期もありましたが、復習を重ねるうちに、冬休み前には「入試本番のその瞬間まで、自分の力はさらに磨き上げられ、成長し続けられるはずだ」という静かな希望が湧いてきました。直前期は睡眠時間をしっかり確保し、規則正しい生活の中で集中して勉強することに全力を注ぎました。
僕が六甲学院を目指したのは、オープンスクールで出会った、温かい雰囲気の中にも芯の強さを兼ね備えた先輩たちの姿に魅力を感じたからです。後輩へ親身に助言をくれる優しさや、行事を生徒主体で創り上げる校風に憧れ、「自分もこの中に入りたい」と願って走り抜きました。
迷いの中にいた時期も支え導いてくださったマネージャーやアドバイザーの先生、お世話係の方、各教科の先生方、本当にありがとうございました。
これから受験を迎える皆さんも、自分を信じて一歩ずつ進んでください。地道な積み重ねと、最後まで諦めない前向きな気持ちがあれば、学力は入試当日まで磨き上げることができます。皆さんの歩みが実を結ぶことを心から願っています。
