僕は小4の時に入塾しましたが、習い事が忙しく最初の6ヶ月はVクラスのWeb講義を受けていました。夏にようやく通塾に切り替えることになったのですが、そこでSクラスに落ちてしまい、そのまま5年生~6年生の6月までSクラスでした。同じクラスには仲の良い友達もでき楽しかったのですが、Vクラスに上がりたいという気持ちはずっとあり、マスターコースや最高レベル特訓算数の宿題や復習テストはもちろん、公開学力テストの前は苦手分野の勉強も頑張っていました。すると小6の7月にようやく念願のVクラスに上がることができました。また、日曜志望校別特訓のM甲陽コースの資格も得ることができました。とても嬉しかったです。
しかしVクラスでの競争は想像を絶するくらい激しく、厳しいものでした。ちょうど夏期講習の時期で、宿題も多くて苦しく、僕のクラス内順位は当然のように低迷しました。ただ、それまでの僕の不得意科目は国語で公開学力テストでは安定しない成績でしたが、M甲陽コースなどの記述が多いテストでは良い点数がとれるようになっていました。しかしなぜか得点源だった算数の点数が取れなくなってしまうという事態が発生し、自分でも訳が分からなくなるほど成績が全く安定しませんでした。日曜志望校別特訓のM甲陽コースの算数のテストもボロボロでした。後から考えると、答えを最後まできちんと合わせるという意識が足りなかったうえに、皆が頑張っているので浮き沈みが激しかったのだと思います。
9~11月の甲陽中入試練習では3回のうちの1回しか合格できませんでした。すっかり自信がなくなった僕は算数の宿題が全く手につかなくなり、悪循環に陥ってしまいました。
そんなある日、母に勧められて初めていろんな中学校のパンフレットを見ました。きちんと読んだのはその時が初めてでした。その中に六甲学院中学校のパンフレットがあり、僕が憧れる生徒主体の文化祭があること、昔行った学校見学で物理部が楽しそうだったことを思い出しました。そして相談の上、受験校を六甲学院中学校に変更し、12月からR六甲・神大附属コースに変更しました。
最初はM甲陽コースからのコース替えは冷たくされるかなとおびえていたのですが、R六甲コースには素直な人たちが多く、すぐに馴染めました。また面白い先生が多く、気軽に個別で相談できる雰囲気だったので、これまで解らなかったところも質問でき、解けるようになりました。そして毎回のテストでベストをとれるようになり、六甲学院中学校の過去問を解き始めると合格点をとれたので、安心して入試まで楽しく勉強ができるようになりました。
入試当日、会場ではR六甲コースの先生が待っていて励ましてくれました。さすがに緊張はしていたのですが、いつもの友達がいたり合格したらここで授業を受けるのだと考えたりすることで緊張が解け、全力を出し切ることができ、無事合格しました!R六甲コースで得た安心感と、先生からの励ましが入試での一番の自信になったと思います。
紆余曲折ありましたが、満足のいく結果となりました。僕をここまで成長させてくださり、本当にありがとうございました。