僕は3年生でWeb講義生として入塾し、4年生から通塾しました。初めは理科の授業が楽しくてたまらなかったのですが、5年生の頃から段々難しくなり、公開学力テストの点数に波ができ、クラスも上がれなくなりました。そんな時、初めて六甲学院へ見学に行きました。登山のような通学路を歩くのが楽しく、校舎から見た景色に心を奪われ、「何としてもこの学校に行きたい!」と思うようになりました。
5年生の12月で5歳から習っていたラグビーを休み、受験勉強に専念。6年生では日曜錬成特訓が加わりさらに大変になりましたが、9月から始まる六甲コースの資格を得るため、夏休みは毎日10時間猛勉強しました。その甲斐あって、六甲コースに入れた時はとても嬉しかったです。
六甲コースの問題は解説を聞かないとわからないほど難しく、僕は積極的に先生に質問するよう努力しました。お母さんが作ってくれたミスパターンノートで解けなかったところを先生に見てもらったり教育相談でアドバイスしていただいたことを必ず実践したりしました。毎日続けていたのは国語の暗記カードと計算テキストです。過去問特訓が加わり、思うような点数が取れず諦めかけましたが、先生に教わって解けるようになり、少しずつ合格への自信がついてきました。
A日程の試験では自分にとって苦手な問題が出て思うように解けず、納得のいかない出来具合に自信をなくしてしまいました。不合格だとわかり、アドバイザーの先生に励ましてもらった後、悔しくて泣いてしまいました。でもすぐに切り替え、B日程に備えて国語の暗記をしたり過去問を解いたりしました。そして迎えたB日程。人数の多さに緊張し、少し不安があった中でしたが、算数ではひらめきが凄くて手が止まらず、国語も自信のある答案を作れました。そして合格だとわかり、何としてでも行きたかった学校に行けると思うと嬉しくてたまりませんでした。
「最後まで、粘り強く」という先生の言葉をいつも思い出しながら諦めず逃げ出さずに、最後の最後まで戦い抜くことができました。僕を支えてくれた先生や家族に感謝しています。みなさんも諦めずがんばってください!!