僕が初めて六甲学院に行ったのは4年生です。その時に見た制服をかっこいいと思い、また、クラブにも関心を持ち、5年生の時には六甲学院に必ず行きたいと思っていました。しかし、5年生の時は思うように勉強ができず、テストではなかなか点数が取れませんでした。それでも何とか頑張り続けました。
そして、迎えた6年生。6年生になるとますます問題が難しくなってきたので、成績はあまり上がらないまま夏を迎えてしまいました。
入試が近づくと過去問をやり始め、過去問対策の講座や自宅で六甲学院の過去問をたくさん解きました。六甲学院の問題は公開学力テストとは出題形式が違いました。そのため数多くの問題を解いて慣れていきました。
点数の伸びが一番良かったのが国語です。取り組み方のポイントを先生に聞いて問題を解き、出題形式にも慣れ、記述問題も空白を作ることなく書けるようになったので、自信が持てるようになりました。
一番たくさん解いたのは算数です。六甲コースの先生にわからないところを質問し、間違えた問題を何度もやり直しました。日曜志望校別特訓や入試直前特訓の浜ノートにはやり直しスペースを作るために紙をホッチキスで止めて追加し、そこに何回も解き直しをしました。そのおかげで過去問も安定して少しずつ点数が取れるようになっていきました。
一番苦手だったのが理科です。六甲学院の過去問にグラフを書く問題が何度か出てきたのですが、うまく書けず減点されてしまうことがありました。また、てこが苦手でなかなか点数が取れませんでしたが、理科の先生方にたくさん質問してやり直しを繰り返すことでだんだんと解けるようになり、苦手意識もなくなっていきました。
このように少しずつ成績をあげて最後の√ルート六甲では過去最高のB判定をとることができました。今回の受験で感じたのが、「質問」と「やり直し」の大切さです。質問をするだけでは、まだ自分の力になっていないのです。そこから自分で何度もやり直し、少しでも解ける問題を増やしていくことが大切だと感じました。
今までたくさん質問を聞いてくださったマスターコースの先生、六甲コースの先生、励まし続けてくださったアドバイザーの先生、事務の方々に感謝します。おかげで合格には程遠い成績だったけれど、最後まで諦めることなく前を向いて頑張ることができ、一番行きたかった六甲学院に合格することができました。本当にありがとうございました。