ぼくは3年生の頃から地域の野球チームに入っていました。そのため浜学園に入塾するかどうか迷いましたが、思い切って5年生から入塾しました。5年生のときは国語がとても良く、復習テストでもクラスの平均点を下回ることはありませんでした。算数と理科はあまり良くなかったのですが、国語のおかげで6月にSクラスに上がることができました。しかし、算数と理科の成績がひどく8月にHクラスになりました。これではいけないとあせり、夏期講習を必死にがんばりました。そのおかげで夏期講習の「総まとめテスト」ではHクラスの男女総合で19位になり、再び10月にSクラスになることができました。この時、「夏にがんばって良かったな」と思いました。そして5年生が終わるまでSクラスで過ごしました。
6年生になると野球が忙しくなりました。5年生のときは野球の練習が忙しく公開学力テストをほとんど受験できませんでしたが、6年生のときは日特の資格のこともありあまり公開学力テストを休めなくなりました。野球との両立が難しくなり浜学園をやめようと何度も思いました。でも合格したいという気持ちが強く、また担任の先生が野球と両立できるようにサポートして下さったので、がんばろうという気持ちになりました。日錬は、苦手な算数のみ野球の時間と重ならない明石教室で受講しました。不安な気持ちになることもありましたが9月からの日特は六甲コースに入り、「よしがんばるぞ」という気持ちになりました。「√ルート六甲」では安定していい判定がとれました。
PART1に入ると毎日、西宮教室へ弁当を二つ持って行きました。教室内の緊張感はぐっと高まっていました。PART1に入ってからは、過去問と宿題しかやりませんでした。PART2に入ると入試が近くなり、本当に合格できるか不安になることもありましたが、今までの苦労を思いだし、ひたすら勉強しました。
そして、いよいよ入試当日。学校には先生方や事務員さんが来てくれました。ぼくは入試という実感があまりわかず、さほど緊張しませんでした。国語は普通で、理科は得意な地層と浮力が出ていましたが、算数は半分白紙で絶望的な気持ちになりました。翌日、不合格を覚悟しつつ発表を見るとなんと合格していました。何度見ても合格していました。嬉しいというよりもおどろきました。先生方、事務員さん、SGさん、ありがとうございました。