私は、4教科の中で算数に苦手意識がありました。復習テストではいつも平均点以下、自身はそれを気にすることなく、時間ばかりがたっていました。6年生の夏期講習の際、私は国語と理科の成績が良かったために男女難関コースの上のクラスに入ることが出来ました。そこでの、他の人達の算数の出来を見て、私は焦りました。みんながスラスラ解けていた問題を、私は解くことが出来ません。担任の先生に相談すると、私の解き方は、「解き方の暗記をしている」と言われました。それでは、同じタイプの問題は解けるが、応用の問題になると解き方が分からなくなります。焦りを感じた私はすぐさま、土曜スクールから平常授業にコースを変え、一から算数を学ぶことにしました。ここで平常授業に変えたのは遅かったと思います。算数を苦手としている人は、私のように解き方の暗記になっているのだと思います。なぜこのような式になるのかを考えて、質問して、解説を読んでみて下さい。復習テストは毎回ベストをとるので、学習の意欲がここで上がります。私は、算数の基本を一からやり直すことにしました。すると、2ヶ月後には復習テストはほとんど100点。公開学力テストの偏差値は、5~10ほど上がりました。みるみるうちに、算数への苦手意識はなくなり、算数の問題を解くことが楽しくなっていきました。他の教科も成績が上がり、復習テストのベストにいつものるほどになりました。けれども、時期が遅く念願のSクラスに上がれなかったことがショックでした。また、先生へ問題の質問をためらってなかなか出来ませんでした。私の後悔は全部で3つ。1つ目は、問題の解き方の暗記をしないこと。2つ目は、時間を大切にすること。3つ目は、ためらわず先生にどんどん質問すること。この後悔をしないようにみなさんはこの3つに気を付けながら、受験勉強を頑張って下さい。