僕は、テレビで中学受験のドラマを見たのがきっかけで、受験というものを意識し始めました。最初は、初めての塾で不安もありましたが、新しいことを学ぶのが面白くもありました。その当時は、塾以外にもそろばんやロボット教室にも通っていて、今から思うととても気楽でした。
5年生になって、Sクラスに上がり、今まで取っていなかった理科もWebで取るようにしました。授業は難しくなってきましたが、僕は宿題だけはさぼらずにやるようにしていました。そして、だんだん理科がWebだけでは難しくなってきたと感じたときに通塾に変更しました。
6年生になってからは、正直、地獄でした。宿題はやってもやっても授業を受けるごとに湧き出てくるようにまた出され、やってもやっても終わりがありません。まさに無限ループです。それでもできる限り頑張って、夏休み中に成績が伸び、算数の偏差値は60を超えました。しかし、問題はその後です。夏休み中に伸びた成績をなぜか維持できなくなってしまったのです。今までと同じように授業も宿題も頑張っているのに、公開学力テストの成績は低迷していました。僕はだんだん自信がなくなってきましたが、日々努力している僕の姿を見て、家族は「どんなに成績が下がっても第一志望の洛星中学は変えないでいこう」と言ってくれました。最後は先生の言われたように過去問に徹底的に取り組み、入試に臨むことができました。結果、受験したすべての中学に合格することができました。
受験生のみなさん、思うように成績が伸びなくても、日々の授業をしっかり聞き、宿題をきっちりしていれば学力は確実についていきます。志望校を目指してどんなことがあっても最後まで努力し続けてください。