僕が塾に通っていた3年間で特に受験に役立ったと思うのは、小5の最高レベル特訓算数のテキストと小6前半の最難関レベル特訓算数の計算テストです。小5の最高レベル特訓算数の宿題は大変でしたが、算数の勉強に費やす時間が格段に増え難問に大量に接するため問題を解くスピードが上がり、結果的に公開学力テストで算数の成績がかなり伸びました。この成績を落とさないために小6の最難関レベル特訓算数も受講し、その計算テストでは10分間で大量の計算問題を課されました。ねらいはすべて解き終えることではなく、できるだけ良い点数を取るために計算問題をできるだけ速く解く力と、解けそうな問題かどうか瞬時に判断する力を養うことだと思います。この二つの力は受験当日でも役立ち、算数の問題を早く解き終わり、見直す時間がたっぷりできました。
僕の苦手分野は、社会の歴史の年代の並び替え問題と公民の正誤問題でした。歴史は年代表をゴロ合わせで書いてある本を買って覚えこみました。公民の正誤問題は、復習テストの間違えた箇所の見直しやテキストの読み直しをしました。その甲斐あって、平均以下だった公民のテストが平均を上回るようになりました。
反省点は、字を書くのが雑なため漢字の形を正確に覚えていないことがあった点です。小6の復習テストでは漢字問題の評価が小5より厳しくなり、10問ほどある漢字の問題で半分しか点数が取れないというありさまでした。僕の志望校の試験問題には、注意事項に(国語でも社会でも)とくに漢字は丁寧に書かないと正解とならない場合があると明記されています。入試本番に復習テストと同じミスをしないように、間違えて覚えている字などの復習をできる限りやりました。そこでお母さんは「宿題やノートからきれいに書くようにしなさい」とアドバイスしてくれました。それが入試本番や直前の入試練習、公開学力テストや復習テストなどでも役立ちました。それでも入試本番でわかっていると思っていた漢字の細部を間違えていたことを、試験後指摘されて気づきました。皆さんには漢字は筆順、形、ハライ、ハネを細部まで丁寧に覚えるようにすることを強くおすすめします。
僕はあまりまじめではなかったかもしれませんが、明るい生徒ではあったと思います。入試直前もあまり緊張せず、浜学園でよく見かける言葉「常在戦場」を心掛け、本番を迎えることができました。入試直前はあまり緊張せず、「絶対合格を勝ち取るぞ」や「他の受験生に負けないようにしよう」という目標を掲げて、本番に臨むのがベストだと思います。苦手分野を克服し、合格を勝ち取ろう!