僕は、4年生から塾に通いはじめ、5年生から浜学園に転塾しました。
受験勉強をはじめたきっかけは、地元に高槻中という良い学校があると知り、行きたいなと思ったからです。僕の第一志望はずっと高槻中でした。
クラスは一度だけSクラスになったけれど、それ以外はVSSをキープしていました。勉強は、塾の宿題と、復習テストの直しをきちんとやって、他の勉強には手を出しませんでした。
高槻中の受験当日、僕は絶対合格しなければ、と緊張してしまい、実力が出し切れなかったと思いました。また、高槻中の問題は、過去問を解いていたときからずっと相性が悪いと感じていました。結果はA日程、B日程とも不合格。どちらもあと数点でした。
終わったことは仕方ないと気持ちを切り替え、併願で受けた別の中学には合格していたので、それをお守りに最後に洛星中の後期に挑戦することにしました。実は洛星中は知っていたけれど学校を訪問したことはなく、受験当日に初めて学校に行きました。僕には届かないと思って考えていなかった学校でした。ただ、大晦日、元日の洛星プレ等を受験していて、A判定だったことがとても自信になりました。問題とも相性がよいと感じていました。慌てて過去問を買ってもらい、3日間で解きまくり、前日は浜学園の前日特訓に行き、試験の傾向や取り組み方についてたくさんのアドバイスをもらいました。このアドバイスがとても大きかったです。最後にみんなで、「絶対合格するぞ!」と声をそろえて叫びました。
試験当日は浜学園の公開学力テストだと思って平常心で受験しました。こんなことを言うと先生に怒られそうですが、手ごたえがありすぎて、テスト中に見直しもしませんでした。今まで、見直しをして、答えを書き換えて最初の答えが合っていた、ということがよくあったからです。
合格発表を見たときは、明星中の入学説明会に出席していました。ネットで結果を確認し、少し涙が出ました。逆転サヨナラ満塁ホームランを打ったようで、とても嬉しかったです。
僕の逆転合格の秘訣は、「いつも通り、淡々と」でした。支えてくれた浜学園の先生、教室の職員の皆さん、両親に感謝しています。