僕が受験をすると決めたのは4年生のとき。
どんな学校があるかも知らず、ただ漠然と勉強好きな友だちがたくさんできる学校に行きたいと両親に伝えて、その頃住んでいた海外で受験勉強を始めた。
6年生の春、現地の塾の先生から日本の塾で夏期講習を受けてはどうかとアドバイスをもらった。実績や教室の場所などから最初に連絡をしたのが浜学園。志望校は学校見学で魅力的に思えた洛星となった。
浜学園で出会う6年生とのレベル差を強く感じながら、授業は難しいけれど、わかりやすく楽しかった。
国語と社会は得意だったので、算数と理科強化のため、夏休み以降に最高レベル特訓をWeb受講。冬休みには、入試直前特訓と洛星に関するイベントには全て参加した。
しかし、入試4日前から体調を崩してしまった。勉強はおろか食事さえもできないような数日を過ごし、洛星前期を迎えた。体調は回復していたものの、直前の数日間の追い込み不足が響いたのか、洛星前期は不合格。高槻、洛南も不合格となった。洛星後期には絶対合格したいと思い、残す数日とにかく洛星後期の過去問の算数と理科をひたすら解き続けた。洛星後期に向けて諦めず力を注げたのは、洛星後期で合格経験を持つ先生の励ましがあったからだった。
後期の合格発表は家族一緒に見ようと父とオンラインで繋ぎつつ、発表を確認した。合格を見た瞬間僕は嬉しさで飛び上がった。ここまで支えてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいだ。
通塾をしておらずWebと6年生の夏期講習、直前期のイベントのみの受講だったが、先生方にはたくさん励ましてもらい、最後まで諦めずに挑み続けることができた結果だと思う。