私は2年生の時に浜学園に入塾し、受験勉強をしていることを意識せず、授業や勉強が楽しくて塾に通っていました。そしてテストの直しもほとんどしていませんでした。しかし、5年生の時に中学校の見学に行ったことで受験を意識して勉強をするようになりました。
6年生では算数の復習テストの直しをした際に出た疑問を先生に質問したり、授業の後に自習をしたりして勉強に真剣に向き合うようになり、全体的に成績が上がりました。その一方で、後悔することも多くありました。その一つは、とても面白くて楽しかった最高レベル特訓の算数をマスターコースにまだ余裕があったにもかかわらず8月末にやめてしまったことです。二つめは、よくベストに入るようになったのに、家に帰った後にぼーっとして時間を無駄に使ってしまったことです。そのせいでやり切ったという達成感がなくなり、そのうち自分が本当に行きたい学校に行けるのか不安に思い始め、自信をなくしていきました。入試直前期は自信を持つために、下を向きすぎて首が痛くなるほど塾で自習をしたり、家に帰った後は早く寝たりするように努力していました。
3日目に受けた第一志望校の洛南高等学校附属中学校入試の前にはアドバイザーの先生から声をかけていただき、今から第一志望の受験をするのだなということを改めて感じました。テストを受ける前は思いのほか緊張し、焦ってしまいました。算数と理科が難しかったらしく、私も全然できませんでした。今から思えば、次の科目の時に不安な気持ちでいても仕方がないので、少しくらいだめでも大丈夫だという自信を持つことが大切だったのだと思います。
受験を支えてくれた家族や、色々なことでお世話になった事務の方々、そして何よりも今まで授業をしてくださった先生方、本当にありがとうございました。これから受験される方は、マイペースでいいので、しっかり勉強をして、自信をつけてあまり緊張しすぎずに入試を受けてきてほしいです。