私は4年生から浜学園生になりましたが、受験の終わりまでWebスクール生でやり抜きました。日曜錬成特訓の数回しか生の授業を受けなかった私が、どのようにWeb授業を駆使して続けられたかをお伝えしようと思います。
まずWeb生のメリットですが、自分で時間割が自由に作れるところです。私が入塾した4年生の時、やめたくない習い事と授業の曜日が重なっていたのでWebを選択しました。移動にかかるはずの時間を勉強に充てられるのに加え、対面での不必要な緊張もないので、私のように最初の一歩を踏み出しにくい人はWebから始めるといいかもしれません。
次にWebは「録画」であるというところです。「録画」なので、メモを取り切れなかったときや説明が途中で分からなくなったときは巻き戻して何度でも再生できます。授業内で問題を解くときの制限時間を多少超えても、止めてもう一度考えることができます。入塾当時板書のスピードと先生の説明のテンポが速く困っていた時に、これには大いに助けられました。またこれは最後のほうに気づいたことですが、通塾と違っていちいちクラス変動に一喜一憂しなくてもいいというのもメリットだと思います。クラス変動の前も後も、自分の力は変わらず、やるべきことも変わりません。それなのにクラス変動に心を揺らすのは効率的ではないと思います。
私のカリキュラムの進め方は、一週間単位の予定表に毎日やるべき学習予定を書いてやることでした。自分で作るので、たまに実現不可能な予定を立ててしまうのですが、その時は母にアドバイスをもらいました。でもそれ以外は自分で予定を立てることをお勧めします。どちらにせよやらなくてはいけないものは変わらないので、他人に決められるより自分で決めた方が長続きしやすいし、達成感が得られると思います。
もちろん何事も「良いこと」だけではありません。Webにも欠点はあります。周りのライバルからの情報がとても少なくなるというところです。Webは家で一人でやるので、自分の立ち位置がつかみづらく、不安になることがあります。励ましあいながら共に走る仲間もいません。その中で目標に向かって人一倍頑張り続けなければ、上には上がれません。
しかしこのように泥臭く努力をしていれば、いつか自分に返ってくると思います。ほんの少し取り組むだけで成績が上がる人はほぼいません。途中で授業がたまってきたり、いろいろやることが多くて疲れてしまう時もありましたが、そのたびに最終目標を思い出し、それに向かって授業や宿題を淡々とこなすこと、この継続が大切だと思います。
勉強方法は人それぞれ違うと思いますが、自分のベストなやり方を探してください。応援しています。