僕は前受校3校も含め全部で11校の中学校を受験しましたが、最終的に大阪教育大学附属池田中学校(池附)に進学することになりました。池附は第2次選考もあるため、回数でいうと全部で12回試験を受けたことになります。
多すぎると思う人もいるかもしれませんが、僕は最初から全部受ける覚悟を決めていました。というのも僕の目指していた中学校は、大阪星光中と東大寺中でしたが、これらの学校はとても難しく、簡単に合格することはできないと思っていたからです。そのため、すんなり合格できれば11校も受けることはないけれど、場合によってはその可能性もあるよと両親に言われていました。
こういう経緯もあり、僕が心がけていたのは、仮に試験の結果がよくなくてもあまり落ち込みすぎないようにしようということです。試験の結果は気持ちの部分の影響が大きいと思います。なので、終わったことや結果が出てしまったものは気にせず、目の前の試験に全力を尽くそうと思っていました。
前受けは、岡山中・北嶺中・愛光中の3校を受けました。岡山中と北嶺中は無事合格できましたが、愛光中は不合格でした。愛光中に関しては、試験の手応えもイマイチだったため、しょうがないかなと思いました。でも、関西本番の前に不合格を体験できたのは、今思えば良い経験だったとも思います。
土曜日の午前は大阪星光中を受験しました。手応えはあまりなく、少し落ち込みましたが、父とお昼ご飯を食べ午後の明星中の準備をしました。
日曜日の午前は雲雀丘学園中を受験しました。そして、そのまま高槻Bを受験するために移動しました。高槻中の前に大阪星光中の合格発表がありましたが、結果は見ずに高槻中の試験後に自宅で見ました。大阪星光中は不合格で、明星中はS特進に合格できました。
大阪星光中の結果を受け、月曜日にどこを受けるか家族と相談しました。というのも、僕は東大寺中に行きたいと思っていましたが、自宅からの距離や合格可能性も考えて洛南専願も出願していたからです。最終的には、浜学園の先生のアドバイスもあり洛南中を受けることにしました。
月曜日に洛南中を受け、火曜日は開明中を受験しました。そして開明中の受験後、高槻中の合否結果を見ました。残念ながら不合格でしたが、この結果を受けて、洛星中後期と池附を受験することになりました。つまり、当初の想定通り11校受験することになったのです。
木曜日に洛星中後期を受験しました。過去問でもそれなりに手応えがあり、当日もそれなりにできたと思いましたが、結果は不合格でした。あと10点でした。
洛星中の結果は、土曜日の池附の1次試験後に確認しました。池附の1次試験自体は、それなりにできたと思っていました。
そして、翌週の月曜日に池附の合格発表があり無事合格していたので、すぐに浜学園の前日特訓に向かいました。
池附の2次試験では、理科と体育を選択しました。2次試験も手応えはありました。
そしてその週の木曜日の朝、池附の2次試験の合格発表がありました。朝9時、家族4人でパソコンを確認しました。自分でクリックして、無事桜色の画面が出てきたとき、嬉しいのと同時にホッとしました。ようやく受験が終わったと思いました。
今回の中学受験を通して、僕は最後まで諦めない気持ちの大切さを学びました。これからも自分の力を信じて、色々なことに挑戦していきたいと思います。