私は、第一志望の奈良学園登美ヶ丘中学校に合格することができました。6年生の冬までの頑張りはもちろん重要でしたが、12月から始まる入試直前特訓での努力が合格につながったと思います。
まず、冬休み期間に実施される入試直前特訓PART1では、毎回復習テストと実力テストでベスト3に入ることを目標にして頑張りました。量の多い宿題を毎回やり切り、理解するまで解説を何回も読みました。テストで間違えた語句はノートにまとめて覚えました。するとほとんどのテストでクラスのベスト3に入ることができました。1月から始まる入試直前特訓PART2では宿題を苦手教科や単元のみにしぼり、残った過去問を解き終えることに専念しました。このあたりから国語の記述の解き方のコツがわかるようになってきて、過去問の点数がぐんぐん上がってきました。
また、自分の理解が浅かった社会の地理や公民を、先生からいただいたプリントを使用して、一つひとつ丁寧に覚え直しました。やればやるほど過去問が解けるようになり、合格の可能性も見えてきた気がしました。この自信がついたおかげで、受験本番では焦ることなく落ち着いて試験に臨むことができました。そして、A日程の受験を終えた翌日合格をいただくことができました。
良い結果で終わることができた中学受験ですが、4年生の入塾当初から頑張れていたわけではありません。宿題が全部できない日もあったし、やる気になれない時もありました。塾の先生からも「合格できるかどうかはあと一か月の自分次第」と言われていました。それでも受験が近づくにつれて、支えてくれた方々の期待に応えられるように頑張りたい、絶対志望校に行きたいという気持ちが強くなり、頑張ることができました。この受験を通して、私は諦めないことの大切さを学びました。努力は裏切りません。最後まで諦めずに自分を信じて頑張ってください。