僕の第一志望はずっと奈良学園でした。奈良学園に初めて行った2年生の時、奈良学園には里山があり、シイタケ作りなど里山を活かした活動ができることを知ったので、僕はここに行きたいと思いました。奈良学園に行くためには塾に通う必要があると親に言われたので、3年生の2月から、浜学園上本町教室に通い始めました。
入ってからは毎朝、365日計算テキストと漢字のテキストをこなしながら、1年半くらい同じクラスで過ごした後、やっとクラスが上がれました。上がったクラスでは復習テストの点数は平均よりは少し上だったのですが、半年後の公開学力テストが悪すぎたせいで落ちてしまいました。とても悔しかったので公開学力テストも復習テストも良くしようと頑張ったおかげで、次のクラス替えでまた上がることができました。しかしクラスが上がってから数ヶ月したとき少し安心してしまい、宿題を少しサボったせいでまた落ちてしまいました。
その時はもう6年生になっていましたが、公開学力テストも合否判定学力テストも奈良学園の偏差値には全然届かず、もう奈良学園に合格できないのかなと思った時もありました。
7月からは日曜志望校別特訓が始まり、第1と第3日曜日は西大寺教室にも通い始めました。西大寺教室にした理由は、上本町教室の先生から「西大寺教室はコースが対象とする志望校が少なく、奈良学園に特化した対策ができる」という勧めを受け、考えた末奈良学園を目指している人が多いだろうと思ったためです。
11月上旬から奈良学園の過去問を始めました。何年分か過去問を解くとだいたいの形式が分かってきて、年末年始頃には特進の合格最低点よりも自分の点数の方が高くなってきたので、奈良学園の特進は合格することができるという自信が付きました。最後の奈良学園の過去問の点数は、医進の合格最低点にかなり近く、自分でも驚きました。
受験では、奈良学園のA日程とB日程は特進での合格だったので、C日程も受けましたが、これも特進での合格でした。しかし僕は奈良学園に受からないと思っていた時もあったので、A日程に受かった時は、泣きながら喜びました。
みんなも最後まで諦めないでください。