私はこの春晴れて、南山中学校女子部に入学することができました。そんな私が入試直前までやっていたことをここに記します。少しでも皆様の力になれたら幸いです。
私は中学受験をしてみないかと言われ、小3の9月から浜学園に入塾しました。小4の3月までずっとHクラスで、小学校でもやらない算数の問題に苦戦していました。小4までは算数だけいつも母と一緒に解いたり解説してもらったりしていました。また小4からは理科と社会が加わることにより、(理社はもともと得意な方だったので)4月・5月はSクラス、6月からはVクラスへ行くことができました。しかしそれでも算数のペースには全くついていけず、C問題まで頑張って手を付けても復習テストの点数が上がることはありませんでした。
小5の(おそらく)5月のことでした。大事な算数の復習テスト中に寝てしまったのです。点数はわずか5点。とても恥ずかしかったのを今でも鮮明に覚えています。しかしその経験から生活は一変します。浜学園はいわゆる『夜型』の塾だったので、小学校から帰ってすぐ30分ほど仮眠をとり、夜の塾に備えることにしたのです。このおかげでテストや授業のときに眠くなることはなくなりました。
小6に入りSクラスへ下がり少し落ち込みましたが、その後4ヶ月だけVクラスに戻ることができました。しかしクラス替えの成績には私が得意としていた社会は含まれず、Vクラスは算数も他との差が1.5倍になるため、算数の点数を維持しつつも他の科目でも取っていかなくてはならずとても大変でした。結局、最終的にはSクラスでした。小6になってからはB問題レベルを完璧にしていこうとしていたので、日曜錬成特訓・日曜志望校別特訓と詰め込んでいて大変でしたが、苦手分野に集中して勉強をこなしたことが結果につながったのだと思います。
また、小6に入って国語の成績の低迷が明らかになりアドバイザーの先生(国語の先生)と教育相談をしました。そこで直しの仕方に問題があるとわかり、間違えた記述問題を2回やるのではなく間違えたところについて詳しく自分の言葉で表すことにしました。すると9月頃から好成績を取り戻すことに成功しました。
そして、過去問ははじめの頃は4教科をバランスよく違う学校のものを解いていましたが、12月に入ると自分の第一志望校である南山女子の国語と算数に絞りました。算数は先生に難易度目安として◯△×をつけてもらい、国語は記述問題を直接先生にみてもらうことで実際の入試に近い採点基準で採点ができたと思います。
待ちに待った南山中女子部の入試当日、友達がたまたま隣の席だったことにより安心して受けることができました。私の受けた年は、感触として国語の文章が読みにくく算数が難しかったので、より理科と社会を頑張ろうと思いました。
最後まで諦めず常に基本を落とさないことを心がけた結果、南山女子に合格できました。はじめはこれは誰か違う人の結果が間違って家に届いたのだとずっと思っていましたが、何度見ても自分の名前が書かれた合格通知書だったので「本当に合格したんだな」と確信を持つことができました。
浜学園の先生方、事務員の方々、応援してくれたすべての人々に感謝を伝えます。本当にありがとうございました。
