小学5年生までは、塾と同じくらいの時間をサッカーに費やしていました。Vクラスはなんとかキープしていたものの、周囲からは少しずつ遅れを取り始めていました。特に苦手な国語は偏差値が50を下回り、総合順位も500位近くまで落ち込むなど、非常に苦しい時期もありました。
しかし、「どうしても合格したい」という強い気持ちから、受験勉強に一生懸命取り組むことを決意しました。新6年生の日曜特訓前期<灘コース>では、得意の算数・理科で2組、苦手な国語は一番下の3組からのスタートとなり、現実の厳しさを痛感しました。
そこから僕は、苦手な暗記分野や選択肢問題を克服するため、母が作ってくれた暗記本を朝晩に読み込み、正解を導き出すための解法を自分なりに必死に考えました。その努力が実り、4月のクラス替えでは算数・理科が1組、国語も2組へと上がることができました。
ところが、新たな課題が見つかりました。国語が安定してきた一方で、算数や理科で「凡ミス」による失点が目立つようになったのです。先生から「字の汚さ」を指摘され、字をきれいに書くと嘘のようにミスが減り、成績が向上しました。
その後は日曜志望校別特訓でも1組を維持できていましたが、順調な時ばかりではありませんでした。気が緩むと「字が雑になる」という悪い癖が出てしまい、再び2組へ落ちたり、模試で不合格判定を受けたりと、苦戦する日々もありました。その度に僕は「まずは丁寧に字を書く」という初心に立ち返り、字をきれいに書くとやはり前のようにまた成績が上がり、灘中プレ入試では10傑に入るなどととても良い成績を収めることができました。この結果によってとても自信が付き、絶対合格できると思うことができ、灘中入試本番に挑むことができました。
合格の可能性が低くても、決して諦めずに努力し続ければ、いつか必ず報われる。これは僕がこの中学受験を通じて学んだことです。
浜学園の先生方、本当にありがとうございました。

