2025年2月、6年生から僕は浜学園に通い始めた。
それまでは受験についてあまり意識してこず、ただ「灘中に行きたい」という漠然とした気持ちがあるのみだった。
初めは最高レベル特訓国語の受講からスタートした。クラスは1組で、徐々に塾の授業の面白さに気づき始めた。そこから、最高レベル特訓算数、最高レベル特訓理科も受講し、公開学力テストの結果もほとんど偏差値50台後半以上をキープできるようになった。しかし、理科だけがなかなかできず、偏差値が40台になることもあった。最高レベル特訓の授業では、マスターコースで習ったことが前提となって話が進んでいくため、もっと早くから受験勉強を始めていた人、マスターコースに通っている人たちにかなり遅れをとっていた。
そこで、平日で忙しくなると思って敬遠していたマスターコースに5月の終わりから通うことになった。マスターコースでは、各教科の基礎を習うことができ、6年生から受験勉強を始めた僕にとっては必須と言っていい講座だった。成績も安定していき、他の講座でも理解度が格段に上がった。
夏期講習を経て実力をさらにつけると、偏差値は60台を切らないようになり、70台も珍しくなくなった。
正月の灘中プレ入試では15位になり、灘中合格に届くことができた。
僕が1年で合格できたのは、切羽詰まりすぎず、マイペースにできたからだと思う。最後まで自分の調子を崩さず走り抜けることができたことが大きかった。
偏差値が足りない、成績が悪い、そう言って無理をして勉強しても、体が疲労し成績は上がりづらい。そういう時こそただ勉強するのでなく、自分の苦手分野を割り出し、そこを重点的にやることで勉強時間を増やしすぎない、というようなことをしてみてほしい。受験をする皆さんに、志望校がどこだろうと、受験勉強を始めたのがいつだろうと、自分次第で、合格を掴み取ることができるということを、伝えたい。

