ぼくは、5年生の最初から浜学園に通い始め、当初S3クラスからのスタートでした。S3クラスでの成績は、復習テスト、公開学力テストの成績も良かったため、そこから一気にV2に上がることができました。算数、国語の最高レベル特訓の資格も取ることができ、このままV1に上がることを目標にしていました。しかし、そのころから体調面が安定せず、浜学園にも思うように通うことができなくなりました。V2からS1に落ちるか、落ちないか、ギリギリの成績が続き、公開学力テストの偏差値も50台でずっと低迷していました。宿題ができず、夏期講習や冬期講習もあまり受講できませんでした。けれども、灘中に行きたい気持ちは変わらず、何とか5年生の12月に初の100傑に入り、M灘コースの資格をとることができました。つらい中ではあったけれど、これが大きな自信になりました。
6年生になり、これまで以上に宿題にしっかり取り組むようにしました。すると復習テストの成績も安定し、春にようやくV1クラスに入ることができました。でも体調は完全ではなく、受験において重要な夏に、また思うように受講できない日々が続き、8月の公開学力テストは偏差値50台まで落ち込みました。クラス落ちも経験し、メンタルも落ち込みました。それでも灘中をあきらめることはできず、また一から宿題をこなし、間違いの見直しを徹底し始めました。コツコツ積み上げたことで、それまでずっとC、D判定であった灘中の模試が、10月に初めてA判定に到達しました。その時期の日曜志望校別特訓の算数のテキストは量が多く、大変でしたが、このおかげで過去問に対する対応力もつきました。
そして迎えた灘中試験の本番。年末年始の連日の試験や、前受け校の経験もあって、当日は平常心で挑むことができました。
これらのことを通じ、ぼくは、先生方の授業をしっかり聞き復習をすること、間違い直しをすることが大切だと学びました。浜学園の先生方、様々なことを教え、はげましてくださり、本当にありがとうございました。