僕はずっと算数が得意だと思ってきました。実際に公開学力テストや模試の算数ではだいたい上位に食い込んでいましたし、そのおかげでいつもA判定を出せていました。そして算数が好きだったので算数の勉強ばかりを優先して、苦手科目はついつい後回しにしていました。それでも、「僕は算数が得意だからそれで大きく差をつけられるから国語と理科は取れなくても構わない」と思っていました。でも、入試本番での算数の点数は、受験者平均を下回る結果でした。しかし、国語と理科が合格者平均を超える点数だったため、僕は無事合格することができました。実は、初めて受けた前受け校で思った結果が出せず、苦手だった国語と手薄だった理科に全力で取り組んだからだと思います。
僕はこの経験から後輩のみなさんへ伝えたいことがあります。それは『どんなに1つの科目が得意でも、それを過信して入試に臨むことはとても危険である』ということです。これから受験をする後輩のみなさんには、得意科目以外の科目の強化を強くお勧めしたいです。特に、僕のように算数が好きな人は、国語や理科の暗記が嫌いな人も多いと思います。覚える作業は単調で苦行ですが割り切って頑張ってください。知識は裏切りません!僕も最後の最後で頑張りました。とても苦しい時間でしたが、毎日コツコツ頑張りました。苦手だった国語の記述においては、何が良くて何がダメなのかさえもわからなかったので、直前期には毎日先生に質問に行きました。
今振り返ると、苦手科目に対するこのような努力がなければ、僕は合格していなかったかもしれません。得意科目以外、特に苦手科目は、宿題や復習でさえも腰が重くなりますが、本番では何が起こるかわからないので、足を引っ張らない程度にはしておく必要があると思います。
最後になりましたが、たくさんお世話になった浜学園の先生方、関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。浜学園で約3年頑張ってきて本当によかったです。