僕は小学1年生の夏休みから浜学園に通い始めました。低学年のころはバスと電車に乗るのが楽しく、勉強も楽しみながら取り組んでいました。しかし、5年生になると宿題の量が増え、なかなか終わらず大変な時期もありました。6年生になるとさらに勉強が難しくなりました。
6年生の2月から始まった日曜特訓前期<灘コース>では、教科ごとにクラスが分かれていました。特に算数で2組から4組に落ちてしまったときは、とても悔しかったです。もう一度上のクラスに戻れるように、授業をしっかり聞き、授業後のテストに全力で取り組むことで上のクラスに上がることができました。この特訓で役立ったことは、算数の解き方や理科の表をグラフにすること、言葉の式を使って考えることを学んだことです。このころから、勉強が楽しくないという気持ちはなくなり、少しでも順位を上げるために努力するようになりました。
日曜志望校別特訓(7月~12月)では、算数の宿題が大問40個から50個に増え、1日目系と2日目系の問題に分かれました。理科は問題がさらに難しくなり、国語は語句を増やすための「撃て&跳べ」や詩の演習教材が追加されました。宿題の量がかなり増えましたが、計画を立てて頑張りました。
僕は息抜きとしてパソコンでスクラッチをするのが好きでした。しかし、夏の面談で先生に「まだパソコンをしているのか、寝ているとき以外は勉強」と言われ、その日から受験が終わるまではパソコンを禁止にしました。この決断をしたことで、勉強に集中できるようになりました。
12月後半からの入試直前特訓PART1は宿題の量がとても多かったので、授業を受けたその日に半分以上終わらせるようにしていました。PART2では、学校が始まっていたため算数の宿題の量は減りましたが、過去問やミラクルWebなどをこなさなければならず、1日中勉強漬けでした。でも、その努力が実り、第一志望校に合格することができました。
受験を振り返ると、大変なこともたくさんありましたが、「合格」の2文字を見たときは最高にうれしかったです。これから受験をする人には、あきらめずに最後まで努力することの大切さを伝えたいです。