僕は小学2年生の夏から浜学園に入塾しました。初めの頃は土曜マスターコースを受講していて、『むずかしいもんだい』までこなし、公開学力テストで100傑を目指し頑張りました。4年生になりマスターコースに移り自分よりも賢い子達がいて追いつこうと必死で勉強をしました。その甲斐あってVクラスを維持することができ、Vクラスの友達と切磋琢磨し5年生から灘中合格特訓の資格を得ることができました。ハイレベルな授業についていくために一生懸命に復習し、灘中関連のイベント講座でA判定を取ることができ、灘中も夢ではないと思い、志望することに決めました。そこからは、『分からなかった問題』や『間違えた問題』をノートにまとめて繰り返し解き直し、公開学力テストでも安定して100傑にのるようになりました。
自信もついてきた矢先の6年夏の灘中オープンで、あと2点でA判定に届かず、悔し涙を流しました。その模試で自分が何をどのように間違えたのかを考えるきっかけになり、時間を計って勉強することの大事さを学びました。そのあとの灘中入試練習では、毎回合格しました。しかし順風満帆とはいかず、最後の灘中プレ入試でB判定をとりました。これには本当に自分なんかが灘中に行けるのか、行く資格があるのかと思い詰めてしまいました。しかし、これもまた弱点を最後の最後に総ざらいするきっかけとなりました。
そして迎えた灘中入試本番当日、緊張感MAXで神戸住吉教室でミニ講義を受けました。その時に緊張が一気にほぐれたものが『合格宣言』でした。これをしたとき、腹の底から力がみなぎり『灘中に絶対合格してやるぞ!』と強い思いを持てました。そのおかげで、1日目も全力を出し切り、2日目の朝も合格宣言をして『一点でも多く取るぞ!』という気持ちで試験にのぞむことができ、見事合格することができました。
最後に言えることは、僕は浜学園以外のテキストは使用していません。自信がなくなると他の問題集もやりたくなるかもしれませんが、テストや授業での間違った問題をきちんと解き直し、復習することを大切に、毎日コツコツと続けることが大事だということを僕は伝えたいです。