僕は6年生から浜学園に通いはじめました。兄が楽しそうに浜学園に通い受験勉強をしているのがうらやましくて、4年生の時に公開学力テストを受けました。母の求めるレベルの成績が取れなかったので、次こそは、次こそはと思い、毎月受けました。6年入塾のプール生をめざし5年生の秋に入塾テストを受けました。入塾前の天王寺教室の体験がとても楽しく、入塾の2月が待ち遠しかったです。上本町教室でマスターコース国語と算数と理科、日曜特訓前期<灘コース>を受け、兄が通っていた堺東教室で最高レベル特訓の算数と理科を受けました。授業は全て分かりやすく、新しい知識を教えてくれるので、毎回授業が楽しみでワクワクしていました。
灘中学校を目指し始めたのは、5年生で訪れた文化祭で先輩方がとても楽しそうだったことと、兄が灘中学校の部活を楽しんでいる姿と持って帰ってくるAGORAや生徒会誌を見て、いいなと思ったからです。しかし合格するのは運の要素も強いので、僕が本当に目指すのか何度も確認されました。僕は本当に行きたかったので、悔いのないように本気で受験勉強をしなければならないと覚悟を決め、特に、最後の半年は好きな読書の時間を削りました。
受験勉強で一番楽しかったことは、過去問を解いている時です。浜学園で学んだ知識でどんどん問題が解けると、とても気持ちがよかったです。浜学園の課題とテスト直し、学校の宿題が終わっていないと過去問がもらえなかったので、とても頑張りました。辛かったのは、夏期講習時の通塾が暑かったことや、過去問がなかなかもらえなかったこと(過去問開始10月12日)、7月の公開学力テストでとても良い成績を取ったあとのプレッシャーです。課題は大変でしたが、問題は興味深く、解いている時はとても楽しかったです。かなうことなら、もう一度受験生活をしたいと思うくらい浜学園が楽しかったです。
アドバイザーの先生に週3コマ教えてもらい、何かしらやらかすと母が先生に報告するので、ある程度は自制した生活が送れました。受験前々日についうっかりそこまで読みたくもなかった文庫本を読んでしまい、唖然とされました。今考えると信じられない行動だったなと思います。直前期は本当によく伸びたので、もっと時間を大切に使ったほうが良かったと思います。
試験日前は、運が良く、僕『は』怪我もなく体の不調もなく、一週間前から本気でやり始めた国語2日目対策が形になってきていたので、不安はあまりなく楽しみの方が大きかったです。灘1日目2日目を終え、東大寺受験日には弟がインフルエンザA判定でひやりとしました。その翌日清風南海の受験後、駅で灘中学校の合格発表を見ました。HPで自分の番号を見つけた時、ホッとしました。
アドバイザーの先生をはじめ、楽しく知識を与えてくれた浜学園に関わる先生方と職員さん、わからない問題をすぐに教えてくれた兄と、勉強ができる環境を整えてくれた家族に感謝します。ありがとうございました。