僕は受験勉強のスタートが遅く、入塾したのは小学5年生の11月ごろでした。通塾も初めてだったので大丈夫かなと心配でした。でも塾では周りの人達がとても優しく、復習テストで初めて100点を取ったときは隣の席の子が「初100やな!」と言ってくれて、とても嬉しかったのを覚えています。
復習テストも最初はとても難しく感じ、苦戦しました。でも宿題を繰り返し解くことを続けていくうちに、だんだんとベストに入ることが多くなり、公開学力テストでは目標にしていた偏差値60を超えることができました。目の前のことに全力で取り組むうちに、最初は全然できなかったことが少しずつできるようになっていき、さらにやる気が出て、最初のS3クラスからクラスもどんどん上がっていきました。
友達と「一緒にVクラスに上がろう!」という約束をして、切磋琢磨して頑張りました。次のクラス替えで本当に一緒にVクラスに上がれたのでとても嬉しかったです。周りの友達とは休み時間に問題を出し合ったり、お互いの質問を一緒に聞いて吸収したり、とても前向きな付き合いをすることができました。
入る前は勉強するだけの場と思っていた塾だけれど、友達ができたことで、さらに塾に行くのが楽しくなり、さらに勉強を頑張る原動力になりました。
試験が近づくにつれて過去問や日曜志望校別特訓など問題もどんどん難しくなり、先生に質問する量も増えましたが、そのたびに先生はいつも根気強く、わかりやすく問題を解説してくれました。先生との質問問題ノートは僕の大切な宝物で、試験当日もそのノートを持って会場に向かいました。ノートが心の支えになったと思います。
受験までの15か月間は常に全力で、夢中で頑張りました。決して楽ではなかったけれど、塾はずっと楽しく、受験勉強が嫌になることは一度もありませんでした。
僕はスタートが遅かったので、気が抜けたり不安になったりする暇も無く最後まで駆け抜けることができました。結果的に明星中学校のS特進合格を果たせたのは先生や友達、家族の支えがあったからこそだと思います。お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。