ぼくは小学4年生の2月に、浜学園に入塾しました。自宅付近に浜学園がなく、週3回学校帰りに一人電車に乗り、ランドセル姿で1時間かけて通いました。入塾当初はSクラスで、4カ月後にはVクラスに上がり、最高レベル特訓も受講し始めました。5年生になると、学校帰りに通うことはなくなりましたが、塾のない平日は宿題に追われる日々でした。そのため1週間毎に予定を組み、計画的に進めました。その結果クラス落ちもなく、6年生の最後までVクラスを維持できました。ただ6年生になると、マスターコースや最高レベル特訓に日曜錬成特訓が加わり、日曜日も塾に行くことになり、忙しさが増しました。夏休みは今までのコースに夏期講習が加わり、朝早くから夜遅くまで、塾の授業を受けて、自習室で宿題をこなす毎日を過ごしました。
またその頃、甲陽学院中の説明会に行き、年間行事や学習方針などに心惹かれ、甲陽生になりたいと思いました。9月からの日曜志望校別特訓では、西宮の甲陽コース1組でスタートを切りました。1組は甲陽合格率90%を誇るクラスであり、1組維持が新たな目標になりました。甲陽入試は2日制で、算数と国語が2日間続きます。算数は合格者と不合格者平均に差が出やすく、合格するには算数の出来が重要です。そこで、算数の宿題は苦手な単元に絞り、次の授業までに問題を2回解きました。ですが、毎回実施される甲陽形式の初見の実戦テストでは、自分の思うように点数が伸びませんでした。そこで、実戦テストで間違えた問題を解き直し、復習を徹底しました。その結果、最後まで1組を維持できました。12月下旬から入試直前特訓が始まりましたが、算数の復習テストでは問題パターンがまだ沁みこんでいなかったので、平均点付近しか取れず伸び悩みました。そこで、過去問の同じ単元だけをたくさん解きました。次第に安定して点数が取れるようになりました。
そして自信をもって臨んだ元旦の甲陽中プレ。入試と同じ形式の2日間で実施され、1日目は自信があり、大丈夫だろうと思っていました。しかし結果はC判定。その原因は単純なミスの連続でした。それまでに受けた3回の甲陽中入試練習、5回の合否判定学力テストでは全て合格と出ていたので、この結果に驚きました。両親に結果を見せると、「気の緩みから出た結果ではないか」と言われ、このままではいけないと気持ちを切り替え、入試前の2週間はこれまで以上に勉強に打ち込みました。入試前日には緊張しましたが、アドバイザーの先生から「君なら大丈夫、落ち着いていつも通りできれば合格できるよ」とおやすみコールをいただき、入試当日は自分の全力を出し切ることができました。合格だと聞いた時には、嬉しくて涙が溢れました。
受験生へのアドバイスですが、5年生の最高レベル特訓・マスターコースの算数・理科のテキストを何度もやり直すことは効果的です。問題のパターンが頭に沁みこみ、テストでも詰まることなく問題を解くことができ、自信に繋がると思います。
最後に、3年間見守ってくれた浜学園の講師や事務の方々、そばで応援してくれた家族に感謝しています。本当にありがとうございました。
