私が工夫していたことは、タイマーを使って勉強することです。なぜなら、テストのように思えて、気が引き締まり受験生スイッチが入るからです。
また、ラムネを食べてから勉強することで集中力が上がること、書きやすいシャープペンシルで書くことも良い効果を得られました。それは、ラムネのブドウ糖がすぐに脳のエネルギーになって集中力を上げてくれること、字が綺麗に書けるからワクワクした気持ちで取り組めるからです。
音楽を聞きながら勉強することも効果的でした。歌を聞いてるうちにテンションが上がって、知らないうちに集中できました。集中したら歌詞の内容は聞こえなくなり、集中力のチェックにも役に立ちました。
でもこれらの工夫をしていても気分転換は必要で、私の場合は50分勉強して、10分休憩を入れないと難しかったです。50分10分のインターバルを取っていない時はただダラダラと勉強をこなしていて、気分転換の休憩を入れないと勉強中に集中が途切れて眠くなってしまっていたからです。ずっとぶっ続けで勉強をやっていても、実は集中できているのは4時間やったとしても1時間くらいしかないと聞いて、50分10分のインターバルを取ってみたら、休憩の10分で気分がリセットできました。
また、ずっと同じ教科をやるのではなくて違う教科を入れ違いにやるとテストと同じように切り替えが上手になるし、ぼーっとしないようになりました。
さらに、外に1日1回は出るようにしました。外に出たら、他の家の生活音が聞こえてきたり、鳥の鳴き声が聞こえて心が癒されたからです。
入試が一ヶ月後に迫ってきたら、朝に志望校の過去問を見て、内容を箇条書きにして問題集などの中から見つけてやりました。受験の時は「あぁ~これだ!」と思ってリラックスして解けました。
1日1回、語句マスターと計算、これはしっかり続けると良いと思います。語句マスターはわからない時には国語辞典をひきましょう。そうすると他の言葉も目に入ってくるから一石二鳥です。計算は最低でも3問くらいはしましょう。算数が苦手だった私も計算を毎日していたら、いつの間にか他の問題もスルスルと解けるようになりました(結果が出るのは少し後になってからですが)。
以上が私のオススメの受験勉強方法です。いろんなことを我慢しながら受験勉強を続けることは大変ですが、私はどうしても行きたい学校があったので、気持ちが乗らないときは、その学校に遊びに行って在学生の方たちと話したり、そこの制服を着て学校生活を送っている自分を想像して、気持ちを奮い立たせていました。この私の体験記が皆さんのお役に立てるように願っています。頑張ってください!