僕は、小学5年生から浜学園に通い始めました。
みんなより多少出遅れた受験勉強だったと思います。最初は誘惑に負けてばかりでした。マスターコースの復習テストや公開学力テストでも思うように点数が取れていませんでした。
ある日、お母さんの言葉が僕のやる気のきっかけを引き出してくれました。その言葉は、「後悔のない受験にしてね」という言葉です。僕は今でもその言葉を覚えています。
6年生の後半頃の合否判定学力テストでは第一志望がD判定でした。しかし、このことが合格するために必要でした。そこから過去問をほぼ毎日解いていきました。最初は40点台だったけれど、わからないところをわかるまで、授業後も残って積極的に質問をしました。
併願校は合格していたので、受験当日は安心して受けることができました。受験後は「できた」という自信でいっぱいでしたが、結果は前期A・B共にまさかの不合格。その日は絶望感と悲しみと悔しさでいっぱいになり、1人で部屋にこもっていました。後期日程を受けたくないくらいの気持ちでした。
その日の夜、アドバイザーの先生や家族が温かい応援の言葉をかけてくれ、後期日程で絶対に合格しようと決意しました。当日、問題用紙を配られ、チャイムが鳴るまでの間に僕は「今まで何のために辛い思いをしてしてきたんだ。みんなが応援してくれている」と心の中で何回も唱えていました。受験後は、笑顔でお母さんに「やりきった」と言って一緒に帰りました。
発表の日はそわそわしながら結果を待ち、自分の番号を見つけた時は信じられない気持ちと嬉しさで涙があふれ、しばらくは実感が湧きませんでした。努力は必ず報われるんだと人生初めて感じました。
ここまでくることができたのは浜学園の先生、家族の支えがあったからです。僕が合格をつかみ取るまで、付き合ってくださりありがとうございました。しんどい時もくじけず頑張ってきた自分を信じて良かったと思います。