僕は浜学園に4年生から入りました。Sクラスからのスタートで、最後までSでした。4年生の頃はなんとなく宿題をしていましたが、公開学力テストは理科が抜群によかったので、国語や算数が悪くても偏差値58近くありました。
5年生になると勉強が難しくなり、これまでなんとなくで宿題をしていたためかあまりついていけなくなりました。最初は最高レベル特訓算数を取っていましたが、宿題がまわらなくなりどんどん嫌になってきたのですぐに辞めました。5年生の終わりにはさらにやる気がなくなり、浜学園をやめて個別指導の塾に行こうとしました。しかし教室の方にアドバイスをもらい、量を減らして続けることにしました。
6年生の春になり、5年生の頃とは勉強の難しさが比べ物にならなくなりました。その時はまだ「受験生」という意識がなく、友達と遊んでばかりでした。しかし成績は良かったです。
夏になり夏期講習が始まり、春期講習同様「M灘コース」「男子(女子)最難関コース」「男女難関コース」に分かれ、資格を取らなければ「M灘コース」「男子最難関コース」には入れませんでした。僕は春期講習で「男子最難関コース」に入っていたので資格は取れると思っていましたが、春にサボったツケがまわってきたのか資格が取れませんでした。結局「男女難関コース」の3組中2組でした。Sクラスなのに男女難関の2組にいることが悔しくなりました。さすがにこのままではマズいと気付き、やっと本気で勉強するようになりました。夏休みは毎日、授業も含めて10~12時間勉強しました。また算数が苦手だったので教育相談に行き、公開学力テストの受け方や日々の勉強の仕方などを教えてもらい、その結果算数がすごく得意になりました。
秋になると夏の頑張りが効いてきてSクラスの上位になりました。最難関コースの人を上回ることができたのです。努力が報われたと感じ、とても嬉しかったです。
冬になり「白陵・神大附属コース」の1組に上がり、全教科ベストを取るようになりました。この時期の休憩時間は1時間勉強して8分休憩するというサイクルで、つらかったけれど頑張りました。
そして迎えた白陵の受験当日。前受けで合格をもらい自信はついていたものの緊張しました。激励会で仲の良い友達としゃべったりしたことで緊張は和らぎました。
その二日後が第一志望校の神大附属中の入試でした。しかし時間配分が上手くいかず手ごたえはありませんでした。
結局憧れの神大附属中には合格できなかったのですが、白陵中学校に合格をいただきました。
最後に、浜学園の先生方、支えてくれた家族、本当にお世話になりありがとうございました。皆さんも最後まで自分の力と浜学園を信じてください。3年間ありがとうございました。