私は行きたかった同志社女子中学校に無事合格することができました。この体験記がこれから受験を迎える皆さんの助けになれば嬉しいです。
私は小学4年生の時に浜学園のHクラスに入りました。最初は授業についていけず、何を言っているのかわかりませんでした。また、テストではクラス平均マイナス30点ぐらいの日々が続きました。しかし宿題で間違えたところを完全に理解するまで繰り返し、ようやく平均点に届くようになりました。おかげで小学4年生の秋にはSクラスに昇格することができました。
小学5年生になると、第一志望の女子校(同女とは別の兵庫県の女子校)を目指し始めました。しかし6年生の春に偏差値が50を下回ってしまい、その志望校は諦めざるを得ませんでした。その後学校見学を通じて、同志社女子の校風や校舎の美しさ、自宅からの通いやすさに惹かれ、同志社女子を目指すことを決心しました。必ず合格するために努力を続けました。
日曜志望校別特訓(通称「日特」)が始まると宿題が増え、マスターコースの宿題にも手が回らなくなり、Sクラスからひとつ下のSHSクラスに落ちてしまいました。クラス落ちに悩み、日特のテストでも平均点が取れなくなりました。その結果日特のクラスまで下がってしまいました。そんな時母が、「クラスはもう関係ない。最後までどれだけ頑張るかで結果は決まる」と言ってくれました。その言葉が自信となり、「クラスが下がったことは忘れて入試の日まで頑張るぞ!」と決意しました。
その結果同志社女子に合格することができました。
私が実践した勉強方法を紹介します。
算数は公式や計算のコツをしっかり理解するまで時間をかけて取り組むことが大切です。また、さまざまな問題に取り組み、解法を覚えて、解くスピードを上げることが重要です。
国語は、毎日長文(過去問や本など)を目標時間を決め時間を測りながら読むことで、早く読むクセをつけました。同女の長文は非常に長いので、注意が必要です。また、出題される語彙は重要なので、日特の語句マスターでしっかりと覚えてください。間違い直しは、オレンジペンで解答に直接記入し、赤シートで繰り返しやることが効率的で効果的です。
理科と社会は暗記が多いため、覚えられない単語は寝る前に声に出して覚え、翌朝に覚えているか確認しました。理科の計算問題は、過去問や日特の宿題をきっちりやり、間違った問題は解説を読んだ後、時間をおいて再度解くようにしました。社会は地理・歴史の授業ノートを見直し、日特の教科書で赤シートを作り、復習テスト後も継続してやるようにしました。
過去問を解く際は、制限時間より5~10分早く終わるように訓練し、その余った時間をケアレスミスを無くすために見直しに費やしました。わからない問題には時間をかけず、星印をつけて次の問題に進むようにしました。わからない問題に無駄に時間をかけず、時間が余った時には解ける問題に集中して解答することが大切です。
入試の日は「公開学力テストだ」と思って取り組んでください。そうすることで、変な緊張をしなくて済みます。
入試が近づくにつれてだんだん辛くなるかもしれません。しかし最後まで諦めずに進んでください。最後まで努力した人には必ず良い結果が待っています。だから最後まで頑張り抜いてください!そして合格を勝ち取ってください!
最後に、いろいろなことを教えてくださった事務の方々、講師の方々、本当にありがとうございました!心から感謝しています!