5年生の最後、ちょうど受験の1年前の実力テストの偏差値は42でした。志望校のレベルとかけ離れた結果に、私は絶望しました。「こんなに勉強しているのに、なぜ成績が上がらないのだろう」と私は思いました。そこで、私は自分の勉強の仕方を見直しました。それまで私は宿題をとりあえず1週間でやりきればいいと思い、授業までに宿題をするということだけが目標でした。また、私は算数が苦手で、簡単な問題から難しい問題まで、すべて頑張って解こうとして、結局解けなくて落ち込み、時間もすごくかかっていました。そのため、理科と社会の暗記も不十分でした。いったい何から手を付けたらいいのか見当もつきませんでしたが、まず、テストの点を取るためにどうしたらいいのかを考え、宿題を一通り終え、間違えたところは2回、それでも間違えたところは3回して、しっかり理解できるようにしました。すると、時間が足りないことに気づき、効率的に時間が使えるよう1週間のスケジュールを作りました。また、苦手な算数は6割取ることを目標にし、自分が解けないといけない問題を取捨選択するようにしました。空いた時間は理科・社会の暗記に費やし、登校前の朝の時間に「語句マスター」と計算問題を日課にしました。そのやり方に変え、少しずつ成績が上がりました。それでも周りの人と比べて不安になって落ち込むこともありました。泣いて勉強が手につかなくなる時もありました。そのとき私は、ライバルは自分自信だということにも気が付きました。自信をつけるためには、わからないところをただ放置せず、繰り返し覚える、質問する、あるいは捨てる。そして、毎回のテストの点数で自分の理解度を確認する。こうして私は志望校に挑戦する自信が持てました。これから同志社をめざす皆さん、不安になった時は、今の勉強のやり方、やらなくてもいいことに時間を使っていないかを見直してみて下さい。ゴールを明確にして、コツコツやっていけば、きっといい結果が出ます。