僕は3科目の中で国語が大の苦手でした。6年生の復習テストで平均以下が平均以上の回数を上回るくらいでした。同志社を第一志望に考え始め、国語に力を入れました。もともと算数を得意分野としてきたので算数はあまり力を入れず、ふつうの点数だった理科に少しだけ力を入れていました。入試直前特訓では理科の点数は平均以上でしたが、算数と国語が平均以下になってしまいました。そこで、過去問の傾向を調べたところ、算数は、高得点を狙える分野が出題されている事を知りました。そこで、国語にだけ力を入れて勉強しました。そして入試当日。緊張しながら会場に行き、国語の勉強をしていました。最初は国語でした。勉強していた事や得意分野などがでたことから、まあまあの高得点を期待できました。算数は満点の自信がありました。しかし、理科のテストが終わったしゅんかんに顔から血の気が引いていきました。理科は得意分野の出題が少なく、半分取れているかもあやしいところだったからです。僕の頭の中には3個の漢字がうかびました。不合格という文字です。不合格の可能性が出てきて心配になってしまい、頭が混乱してしまいました。「理科に手をぬいたからだ」と思いました。後日、同志社から郵便がきました。合格していてくれと願いながら封筒をあけました。そこには合格と書いてありました。しかし理科が悪かったせいか、合格点ギリギリでした。僕は今から受験する人たちに1つだけ伝えるとしたら、まっ先に「得意分野だから手をぬくと、悲しい結末になるかもよ」と伝えます。僕が一番後悔していた事は理科の手をぬいた事でした。僕が受験から学んだ事は3科目のバランスを考えて勉強しろという事でした。これを読んでいる人は僕よりもひどい後悔をしないようにしてほしいです。