私は3年生の2月から浜学園に通い始めました。姉が浜学園に通っていたから私も自然に通うという感じだったので、志望校は特にありませんでした。でも、姉が智辯学園和歌山中学校に通う姿を見て、だんだん同じ学校で学びたいと思うようになりました。
第一志望校になったきっかけは6年生の夏に見に行った高校野球で、全校生徒が一丸となって応援していた光景がとても印象的だったことでした。あの中で私も一緒に声をあげて応援したいと思いました。特に吹奏楽部の演奏は私の心にも響きました。必ず智辯和歌山に合格する!これが私の目標になったのです。
夏から日曜志望校別特訓が始まり、マスターコースと日曜志望校別特訓の宿題を両立させることが難しく、しっかりと理解できないことが続き、成績は下がっていきました。このままではだめだと思い、夏期講習と自習の時間で今まで学習してきたことをしっかり復習した結果、少しずつ成績が戻ってきました。
しかし、9月になると成績はまた落ちていきました。母に相談すると、他の子達が夏に追い上げてきたからその分だけ相対的にあなたの成績が下がっていると言われ、自分だけが努力しているわけではないと気づくことができ、ゆるんでいた気持ちをもう一度引き締めました。
11月に入ると過去問特訓(後期)が始まり、私は智辯和歌山の過去問題を毎回解きました。国語があまり得意でなく、この時期は私が入りたいS選抜にはギリギリ入れる点数でした。
冬休みは、入試直前特訓PART1と自習で、朝から夜までずっと浜学園で勉強していました。1日で疲れ果てると思っていましたが、合格を勝ち取るぞ!という気持ちからか毎日頑張ることができました。苦手な200字作文は、過去問では半分も点を取ることができなかったので、お正月に集中的に取り組みました。
入試直前特訓PART2に入り、何回も復習した過去問題は正確に解くことができるようになり、自信がつきました。
全力を尽くして挑んだ入試では、国語と算数は過去問題より簡単に感じました。
そして私は志望校のS選抜と受験した全ての学校に合格することができました。今までの努力が結果に現れて、本当に嬉しかったです。
中学受験で頑張った経験を糧に、中学校でも新たな目標を見つけ努力していきたいと思います。