僕は4月から目標だった明星中学の生徒になります。
僕が浜学園に入ったのは4年生の冬休みです。多分遅い方だと思います。それまでは中学受験をするなんて考えてもいませんでした。でも明星のことを知ってこの学校に行きたいと思い、浜学園に来ました。僕は知らなかったけど、その時の僕の成績から考えるとすごく頑張らないと届かないレベルだったそうで、でも浜の先生達は「一緒に頑張ろう」と言ってくれました。
僕は小学1年生からバスケットボールをやっていて、バスケと受験勉強をどうやって両立するかが一番の課題でした。授業と練習が被ることもよくあったし、土日は試合に行くことを選んで日曜志望校別特訓などの授業は1つも参加できませんでした。さすがに最後の1ヶ月はバスケを休んで特訓に行きましたが、12月半ばの大阪府大会までは常にバスケに行くか塾に行くか悩んだ2年間でした。
平日は練習の後バスケの服装のまま急いで授業に行きました。公開学力テストの日は、親が車で迎えに来てくれていて、テストが終わったら一番に出られるように教室の方に事情を話して協力をしてもらっていました。そのまま体育館へ直行し、すぐ試合に出るというスケジュールで動いていました。大変だったけどしんどくはなく、やりたいことを両方やっているから絶対にどちらも全力でやろうと心に決めていました。
成績が上がらなくてもバスケのせいにしたくなかったし、受験を理由にバスケを諦めることも嫌でした。塾にもバスケのチームにも、自分のことをわかってもらうためには、どちらもがんばって結果を出すしかないから、少しの空き時間や移動時間にもテキストを見たり、お風呂に暗記物を貼ったりしました。過去問も繰り返しやりました。
受験の当日は、「やっとこの日が来たな」という気持ちがしていました。これまで大切な試合など何度も経験してきましたが、そのどれとも違う気持ちがしました。でも、たった1点で勝敗が決まる戦いであること、それまでの自分が試される日であることは同じだと思いました。
1日目午前、1日目午後、2日目午前、全3回全て明星受験しました。そして3つの合格をもらいました。僕は春から明星の生徒です。本当に嬉しいです。
強い意志を持って、何を言われても、目標に向かって進んでください。継続は力なり。